3月21日配信「vlast.kz」は,アルマティ州において最初に確認されたコロナウイルス感染者の詳細について報じているところ,以下のとおりです。
1 アルマティ州広報によれば,昨20日,カラサイ地区病院感染症科の隔離病棟にアルマティ州住民1名がコロナウイルス感染症の診断で収容された。同人はサウジアラビアで巡礼を行ったあと,ビシュケク経由で帰国した。これはアルマティ州最初の感染例であり,カザフスタン国内では53番目である。
2 2月18日から3月17日にかけて,当該男性はサウジアラビアにいた。3月17日,彼はイスタンブールからビシュケクに到着し,ビシュケクからタクシーでアルマティに向けて出発した。
3 アルマティ州広報によれば,「彼は運転手を知らないし,自動車のナンバーも覚えていない。彼は自分の車で単身ジャンブル州の家族のところへ出かけ,日帰りで帰宅した。感染者によれば,不調を感じ始めたのは3月19日である。3月20日にはクィルガウィルディ村の診療所で受診した。医師による検査の結果,『急性呼吸器ウイルス感染症,コロナウイルス感染症』と診断され,救急部隊によってカラサイ地区病院感染症科に運ばれ,そこで隔離病棟に収容された。本日時点で容体は中程度であるが,咳やラッセル音は見られない。研究所での検査が行われた結果,COVID−19テストで陽性が判明した。」
4 感染者と接触した者は11名のみ明らかになっている。このうち感染者の家族が4名,巡礼を共にした者が3名,友人が2名である。接触者の輪は究明が続けられている。州内に住む接触者は応急入院施設で隔離される見込みである。
(何かあった場合の問い合わせ窓口)
○在カザフスタン共和国日本国大使館
住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district
"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan
電話:+7 (7172) 977-843
FAX :+7 (7172) 977-842
○日本外務省領事サービスセンター
電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903
(日本外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)
(内線)2851
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)
(内線)3047