【緊急】外出禁止措置の強化

夜間に加え、22日(日)から日中にも適用

20日夕刻、サイード大統領は、現在の夜間外出禁止措置から、次の更なる強化措置を次のとおり発表しました。

◯真に必要な場合を除き、外出を規制する。ただし、生活に不可欠な施設は継続する。

◯夜間外出禁止措置は継続する。

◯真に必要な場合を除き、都市間の移動をしないこと。移動する場合には特別の手続きを要する。

◯治安、医療、食糧に関する生活に不可欠な施設を確保(継続)する。

◯全ての住民に必要なものを供給する。小型商店は営業を継続し、必需品はこれらの商店にしかるべく供給される。

◯職員及び労働者で混雑する大規模産業地域を閉鎖する。

◯小学校に食糧及び医薬品等の必需的を集約し、軍・治安機関が警備を行う。

◯治安当局及び検察当局が独占を取り締る。

と発表しました。

これを受けて、同20日夜、首相府は以下詳細を発表しました。

(首相府発表内容)

・大統領が発表した追加の外出禁止措置は、22日(日)午前6時から4月4日まで適用される。

・全ての国民、当国に居住する人は、物資調達及び治療等必要な場合を除いて自宅から外出しないこと。

・次の業種は対象外となる。

公的部門では、食糧、医療、行政、司法、エネルギー、治安、水、交通、通信、メディア、清掃、生活に不可欠な製造業。民間部門でも前記分野に関わる必要な職業活動は継続する。

・なお、コロナ危機の影響から個人、企業を保護するため、首相府は明21日、経済・社会的措置を発表する。

違反した場合は、刑罰に処せられる恐れがありますので、当局の指示に従ってください。

なお、本20日、保健省は新型コロナウイルス感染者数について次のように発表しています。

新型コロナウイルス感染者数 累計54名(うち死者1名。うち外国籍10名)

・36名が国外で感染、18名が国内感染。

 引き続き感染予防及び最新情報の収集に努めて下さい。また,万が一,新型コロナウイルスの感染・疑いがある旨診断された場合は,当館まで御一報願います。

 今後も感染拡大防止のため,当局による新たな規制の導入または規制強化措置が執られる可能性もありますので、最新情報をご確認ください。

渡航先における情報を迅速に入手するためにも,「たびレジ」が大変便利です。第三国へ渡航の際は,下記のリンクから訪問先の「たびレジ」登録をよろしくお願いいたします(⇒https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

参考:新型コロナウイルス感染症対策本部(第17回)資料

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/th_siryou/sidai_r020305.pdf

参考:査証の制限についてのご案内(外務省HP)

https://www.mofa.go.jp/mofaj/page1_000848.html

参考:日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

参考:外務省海外安全HP

https://www.anzen.mofa.go.jp/

参考:当館HP 新型コロナウイルス関連情報

https://www.tn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

参考:チュニジア政府新型コロナウイルス関連サイト

http://www.santetunisie.rns.tn/fr/

http://www.onmne.tn/fr/index.php

参考:厚生労働省ホームページ(新型コロナウイルス感染症について)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

令和2年3月20日

(問い合わせ先)

チュニジア日本国大使館

9, Rue Apollo XI, Cite Mahrajene, 1082 Tunis, TUNISIE

電話:+216-71-791-251/ 792-363/ 793-417