新型コロナウイルス:カーボベルデにおける入国規制措置

○3月17日,カーボベルデ政府は,3月18日から3週間,全ての国際航空便のカーボベルデへの就航,クルーズ船の寄港,貨物船・漁船等からの乗組員の上陸を禁止すると発表しました。

〇これにより,当該期間は,国籍を問わず,カーボベルデへの入国が禁止されることとなります。なお,現時点でカーボベルデ発の国際航空便の運行停止措置はとられておらず,居住国への出国は可能です。

〇3月17日現在,カーボベルデにおける新型コロナウイルス感染は確認されていません。

1 カーボベルデ政府による入国規制措置について

 3月17日,カーボベルデのコレイア・エ・シルヴァ首相は,自身のフェイスブックにおいて,18日から3週間,全ての国際航空便(ポルトガルコロナウイルスの感染が確認された他の欧州諸国,米国,ブラジル,セネガル,ナイジェリアからの航空便が該当)を一時停止することを発表しました。その他,カーボベルデ国内の港へのクルーズ船の寄港と乗客の下船,貨物船や漁船等の乗組員の下船も禁止されます。

 これにより,当該期間は,国籍を問わず,カーボベルデへの入国が禁止されることとなります。在留邦人の皆さまにおかれては,当該期間のカーボベルデへの渡航ができなくなりますのでご留意願います。

 なお,カーボベルデから居住国への出国は認められており,現時点でカーボベルデ発の国際航空便の運航停止措置はとられていません。また,貨物便は規制措置の対象外となるほか,疾病者の緊急搬送や救急医療に必要な医薬品や医療機材は確保されます。

この措置の期間は,感染拡大の状況によっては延長される可能性があります。カーボベルデへの渡航を計画される際には,必ず最新情報をご確認願います。

2 カーボベルデにおける感染の現状について

 3月17日現在,カーボベルデにおける新型コロナウイルス感染は確認されていません。今後状況が変わる可能性もありますので,入国規制が解除された後に渡航される際には,最新情報を確認するようにしてください。