新型コロナウイルス:アルジェリアの状況(3月12日現在)

●3月12日現在,新規感染者が5名発生し,うち1名が死亡したことから,累計感染者数が24名になりました。

●保健省は,アルジェリア国民に対して感染症蔓延国への渡航延期及び蔓延国の在留アルジェリア国民に対して帰省延期を勧告しています。

アルジェリア国営航空はローマ便の運航を3月15日から停止することを決定しました。

●文化省はあらゆる文化関連行事の延期を発表し,青年・スポーツ省はスポーツ大会を3月31日まで非公開で行うこと及びアルジェリアで開催される国際大会の延期を決定しています。

●3月12日,テブン大統領は,同日より4月5日まで全ての学校(教育機関)を休校とするよう指示しました。

1 3月12日,保健省は「新たに5名の新規感染者が発生し,うち1名が死亡したことから,感染者数累計は24名となった。5名のうち2名はフランスに滞在した者で,その分布はスーカハラス県1名,ティジウズ県1名,ブリダ県3名となっている。また,11日夜にブファリックの病院に隔離されていた8名の患者が治癒し退院した」と発表しました。

2 また,同省は,アルジェリア国民に対して蔓延国への渡航延期を勧告するとともに,蔓延国に在留するアルジェリア国民に対しても,絶対に必要がある場合を除いて帰省することを延期するよう勧告しています。

3 3月11日,アルジェリア国営航空は,新型コロナウイルス蔓延予防措置の一環として,ローマ便の運航を3月15日から停止することを決定したと発表しました。なお,ミラノ便は既に3月10日から停止されています。

4 3月11日,文化省は,新型コロナウイルス予防措置の一環としてあらゆる文化関連行事を延期すると発表しました。この措置は,文化省が管轄する施設で民間の団体が組織する行事にも適用されます。なお,青年・スポーツ省は既に3月10日,スポーツ大会を3月31日まで非公開で行うこと及びアルジェリアで開催される国際大会を延期することを決定しています。

5 3月12日,テブン大統領は,新型コロナウイルス蔓延予防措置の一環として,同日より春休みの終わりとなる4月5日まで全ての学校(教育機関)を休校とするよう指示しました。同指示には大学,私立学校,宗教学校や保育園を含むとのことです。

 

6 3月12日現在,日本からの渡航者に対する特別な入国審査や入国制限は行われていませんが,到着時に乗客に対し問診票への記入が求められているほか,サーモグラフィーを用いた監視が行われています。世界の国や地域で日本からの渡航者や日本人に対する入国制限措置が取られる等の動きもありますので,外国に渡航される際は,最新情報を収集するとともに,感染予防に努めてください。

【参考リンク】

アルジェリア保健省HP 新型コロナウイルス関連情報 http://www.sante.gov.dz/coronavirus/coronavirus-2019.html

●当館HP 新型コロナウイルス関連情報

https://www.dz.emb-japan.go.jp/jp/ryoji.html

●外務省海外安全HP

https://www.anzen.mofa.go.jp/

厚生労働省HP 新型コロナウイルス感染症ついて

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

(問い合わせ先)

アルジェリア日本国大使館

住所:1, Chemin El Bakri, Ben Aknoun, 16028 Alger

電話:+213 (0)21 91 20 04 FAX:+213 (0)21 91 20 46

メール:eal-mm@al.mofa.go.jp

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続きをお願いします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete