在留邦人の皆様へ: エア・アスタナ及びSCAT航空の減便に関する産業インフラ発展省次官の発言(3月12日報道)

 3月12日付当地配信「ヴラスチ」通信は,カザフスタンと欧州,トルコ,アラブ首長国連邦ベラルーシ方面の航空便の減便予定について,カマリエフ産業インフラ発展省次官の発言を報じているところ,以下のとおりです。

1 エア・アスタナ及びSCAT航空はドイツとの航空路線の運航を続けるが,減便される。欧州行きの他の路線,トルコ路線及びアラブ首長国連邦路線も減便となる。

2 カマリエフ産業インフラ発展省次官は本日(12日)の記者会見で,「昨日(11日),ルフトハンザ航空は,我々(カザフスタン)とのフライト運休を自主的に決定した。この航空会社の決定は4月末まで続く。他方,エア・アスタナのヌルスルタン−フランクフルト線については,週5便のうち,週2便を我々は残す。アティラウ−フランクフルト線,ウラリスク−フランクフルト線もあるところ,こちらも週1便まで減便する」と述べた。同次官によれば,アティラウ−アムステルダム線は週4便から週1便に,ヌルスルタン−ロンドン線は週4便から週2便に減便される。同次官は,「我々にはSCAT航空のプラハ線があり,週2便から週1便に減便する。つまり,欧州及び他の諸国に所在するカザフスタン国民にとっては

,これらの航空会社を使ってカザフスタンに帰国が可能である」と述べた。

3 このほかトルコ便が減便となる。同次官は,「トルコ方面には週43便近くがある」としたうえで,ヌルスルタン−イスタンブール線は週13便から週6便に,アルマティ−イスタンブール線は週17便から7便に減便される見通しである。

4 同次官は続けて,「アラブ首長国連邦各地に非常に多数のフライトがある。観光客もいれば,ビジネス客もいる。週32便が飛んでいる。ヌルスルタン−ドバイは週10便から週5便に減便する。アルマティ発は週14便から週6便となる。ヌルスルタン−アブダビは週2便から週1便への減便が予定されている。これらのプロセスは3月16日から開始されるであろう」と述べた。

5 同次官はまた,本日(12日)ベラヴィア航空の減便が決定されたと述べた。同次官は,「我々には週10便があったところ,ヌルスルタン−ミンスク線を週6便から週1便に,ミンスク−アルマティ−モスクワ線を週4便から週1便に減便する」と述べた。

6 ロシアに関しては,同次官によれば,現時点で制限はなく全てのフライトが運航されている。

7 前日(11日),産業インフラ発展省民間航空委員会は,独ルフトハンザ航空がカザフスタン行きのフライトを3月11日から4月24日まで停止したと伝えていた。ルフトハンザはフランクフルト−アルマティ−フランクフルト線(週4便)及びフランクフルト−アルマティ−ヌルスルタン線(週3便)の定期便を運航していた。同委員会は,「事前の情報によれば,ルフトハンザ航空の同線の運航再開は,4月25日の見込みである」と述べている。

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