【新型コロナウィルス】豪州の現状と対策について

【ポイント】

●10日,豪州連邦保健省は,豪州国内での新型コロナウイルス感染者が累計で100名(うち死亡者3名)に達した旨発表しました。

●引き続き最新情報の入手に努め、適切な感染予防に努めてください。

【本文】

1 10日現在,豪州内で100例,(西豪州は6例(うち死亡者1名))の感染者が報告されています。

2 日常の対策

(1)風邪やインフルエンザと同様,各人の咳エチケット・手洗いなどの通常の感染症予防対策が重要です。石けんを使い,こまめに手洗いをする。咳をするときは,ティッシュや手で口を覆う。他人との密着を避け,外出等人と接するときは,マスクを着けてください。

(2)万一,発熱等の風邪症状が見られるときは,学校や会社を休み外出を控えるとともに,毎日,体温を測定して記録することをお勧めします。

3 症状とその対応

(1)平時健康体で,次の症状がある者はGPに電話等で相談してください(二次感染防止のため,直接医療機関に赴くことはせず,事前に電話でGP等に連絡を入れた上で受診することが推奨されています)。

(ア)風邪の症状(咳,喉の痛み)と37.5℃以上の発熱が4日以上継続(解熱剤を飲んで解熱中は継続の扱い)。

(イ)強いだるさ(倦怠感)あるいは(及び)息苦しさ(呼吸困難)。

(2)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)罹患がご心配な方は,コロナウイルス情報ライン 1800 020 080 に電話して相談して下さい。

なお,10日よりコロナウィルス感染専用のクリニックが以下の病院に設置されました。こちらには予約をする必要などはなく、直接行けば検査が受けられますが,2週間以内に海外渡航した,感染者と接触した,又は感染者と濃厚接触したと思われる人で,発熱や呼吸器症状(咳や鼻水、息切れなど)がみられ感染の可能性がある方のみです。      

Royal Perth Hospital Ground Floor Ainslie House, 48 Murray Street PERTH

Sir Charles Gairdner Hospital C Block, Hospital Avenue NEDLANDS

Fiona Stanley Hospital Bedbrook Row, Northeastern end of hospital MURDOCH

(午前8時から午後8時まで)

(3)高齢者,基礎疾患(糖尿病・心不全・呼吸器疾患)のある者,透析治療中,免疫抑制剤抗がん剤使用者は,風邪の症状と37.5℃以上の発熱が2日程度続く場合にはGPに電話等で相談してください。

(4)妊婦は念のため上記(2)と同様の対応が推奨されています。

(5)なお,子どもについては,現時点で重症化しやすいという報告は無いため,(1)の対応で良いとされています。

4.外出に際しての注意

 閉鎖された人が密集する場所はなるべく避けてください。多くの者が集まるイベントや行事等に参加する場合は,特に咳エチケットや頻繁な手洗いを心がてください。

WA保健省HP

https://ww2.health.wa.gov.au/Articles/A_E/Coronavirus

豪保健省の新型コロナウイルス特設ページ

https://www.health.gov.au/news/health-alerts/novel-coronavirus-2019-ncov-health-alert

WHOホームページ(基礎的な予防対策)

https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/advice-for-public

厚生労働省ホームページ(新型コロナウィルス感染症について)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

このメールは、在留届にて届けられたメールアドレスおよび「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

(連絡先)

在パース日本国総領事館

 電話:+61-8-9480-1800

 ホームページ: http://www.perth.au.emb-japan.go.jp/

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete