カタールにおけるコロナウイルスの対策(3月7日の段階):在カタール日本国大使館

1 カタール国内における感染確認

 カタール保健省は6日夜に3名、7日に1名、の新たなコロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。これにより感染者数は、12名となります。

 これら新規確認例を含め、今まで感染が確認された事例は全てイランからの退避者で、検査の結果判明した症例であり、カタール国内で他者との接触はなかったとのことです。

2 カタールコロナウイルス対策

  7日の段階でカタール新型コロナウイルス対策措置には変更ありません(※カタールコロナウイルス対策措置については本メール末尾を参照ください)。

3 感染予防

 当地ハマド総合病院は、ウイルス感染は感染者の咳、くしゃみ等の飛沫により伝染するため、感染リスク軽減のために以下の対策を推奨しています。

 ・流水で石鹸を使った手洗い、手指の消毒の実施

 ・咳,くしゃみをする場合は、口・鼻をティッシュ等で覆う

 ・未洗浄の手で,目鼻口を触らない

 ・咳,くしゃみ,発熱や呼吸器疾患がある人との接触を避ける

カタール新型コロナウイルス対策措置■

※これら措置は事前予告なく突然変更される場合もありますので十分ご留意ください。

カタール保健省によれば,新型コロナウイルス対策として,中国,韓国,イラン,イタリア,エジプトからカタールに入国する者については,カタール政府が用意する隔離センターに一旦収容されることになり,これを拒否する場合は,カタールへの入国が認められないことになります(なおカタール航空は上記5か国からの渡航者は,カタールを最終目的地とはしない,乗り継ぎ利用に限定するとしています)。

 なお,この措置は最近14日の間に上記国・地域を訪問した人も隔離の対象となります。

 日本からカタールへの入国者については,現在この措置の対象外です。

 しかし日本国籍者に対して,入国時の通常手続きに加えて中国等,感染が確認されている国・地域への渡航歴に関する調査,体調に関する問診,体温測定等が別途実施されています。なお問診の際は,下記内容等が質問されています。

  ・過去14日の間に中国に渡航したか?

  ・過去に以下の国・地域に渡航したか? 渡航した場合は,渡航日は?

   (香港,イラン,日本,マカオ,マレーシア,韓国,シンガポール,台湾,タイ)

  ・現在,発熱,せき,息切れの症状があるか?

  ・過去14日の間に医療施設を訪れたか?

  ・過去14日の間に新型コロナウイルス感染が疑われる事例との接触があったか?

カタール航空はイランを出発地する各便に関しては,マシュハド、シラーズ及びイスファハン出発・到着の便は3月14日(土)まで見合わせ,テヘラン出発・到着の便は、就航頻度を週20便から週7便に減少させるとしています。

カタールのクワリ保健相は,「中国,韓国,イラン,シンガポール,日本,イタリアへの渡航を延期するよう」2月25日に推奨しています。

 (お問い合わせ先)

  在カタール日本国大使館 領事班

  電話: (+974)4440 9000

  FAX:(+974)4029 3655

  メール: eojqatar@dh.mofa.go.jp  

○本メールは,在留届に登録されたアドレスに自動配信されております。

○3か月以上滞在する方は,必ず在留届を提出してください。

○3か月未満の旅行や出張などの際には,「たびレジ」に登録してください。

どちらも下記URLからオンラインで簡単に手続きできます。   https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html 

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