スロベニア国内にて2件目の新型コロナウイルスの発生について

3月5日,2人目の感染者が確認されました。この感染者は,3月4日スロベニアで最初に確認した新型コロナウイルス(COVID-19)感染者の濃厚接触者とみられます。スロベニア国立公衆衛生研究所では,同じ飛行機やシャトルバン,病院待合室にいた国民で感染の症状があった場合,かかり付け医師または同研究所に連絡をするよう要請しています。

今後も最新情報に留意すると共に,感染予防に努めてください。

1.3月5日,当国において2人目の感染者が確認されました。これは3月4日確認された最初の感染者と濃厚接触者とみられます。

2.同5日,スロベニア国立公衆衛生研究所は,最初の感染者について以下の発表をしました。

(1)最初の感染者はスロベニア人で、2020年2月29日、16時25分AT 938便でモロッコからベネチアマルコポーロ空港に移動。このフライトに参加したすべてのスロベニア市民は、3月14日までに健康状態を観察し、発熱、咳、または呼吸の問題が発生した場合は、最初に電話で,かかりつけ医師に連絡することを勧める。

(2)最初の感染者は、7人の乗客と1人のドライバーとともに、GoOptiのシャトルバンともにリュブリャナに到着した。研究所は,同車両に乗ったすべての人と連絡を取り、必要な指示を与えている。

(3)2月29日午後8時、最初の感染者はリュブリャナ大学病院医療センターの救急ユニットを訪れ、緊急治療室にいるときに気分が悪くなったが、午後9時半頃に緊急治療室を出た。

(4)2月29日午後8時から9時30分までの間、同センター救急ユニットの待合室にいたすべての患者とその仲間は、3月14日まで病状を監視する必要があり,まず電話でかかりつけの医師に電話するか,午前9時から午後5時までの間、電話031 619 118 NIJZ防疫担当者に電話すること。

(5)最初の感染者はリュブリャナ・ヴィック・ルドニック医療センターの 医師を訪問、規則に従い、彼は新型コロナウイルスによる感染の疑いでリュブリャナ大学病院を紹介された。国立衛生研究所は医療従事者と連絡を取り、必要な措置をすべて講じている。医療スタッフは知識が豊富で、すでに適切な措置を行っている。また医療スタッフは、感染拡大を防止しつつ医療に従事している。

(6)5日正午までに、スロベニア国内で新型コロナウイルス感染検査376件が完了、そのうち陽性は,発表した2件のみ。

【参考情報】

1.外務省海外安全ホームページ

本サイトでは,各国・地域での新型コロナウイルスの発生状況,新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)等の情報を掲載しています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/

2.たびレジ簡易登録

 本サービスは,メールアドレスとメール配信を希望する国・地域を選択するだけで,当該在外公館から領事メールを受信することが出来ます。ぜひご活用下さい。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/register

3.スロベニア国立公衆衛生局は,国内状況や感染予防の方法,旅行者向けの注意点について公開しています。https://www.nijz.si

4.新型コロナウイルス感染症に備えて 〜一人ひとりができる対策を知っておこう〜(首相官邸https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

5.新型コロナウイルス感染症に関する情報について(厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

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