シエラレオネ入国時のコロナウイルス検疫強化について

【ポイント】

●2月10日,シエラレオネ保健・衛生省が,コロナウイルスの中国及びその他の地域での発生を受けて,同日より予防的措置をとることを発表しました。

シエラレオネに入国するすべての渡航者へ,入国の際にコロナウイルスの感染確認のため,義務的なスクリーニング措置を講じています。

シエラレオネに入国するすべての渡航者で,到着日より過去14日以内に中国への滞在歴がある場合,健康状態を監視するため,14日間にわたり検疫措置の対象となります。

シエラレオネへの入国を検討している場合,最新の情報を確認し,十分にご注意ください。

【本文】

在留邦人及び旅行者の皆様へ

在留邦人の皆様には,日頃より当館の業務につきご理解,ご協力を頂きありがとうございます。

1 2月10日(月),シエラレオネ保健・衛生省が,コロナウイルスの中国及びその他の地域での発生を受けて,10日より予防的措置をとることを発表しました。予防措置の内容は以下のとおりです。

(1)シエラレオネに入国するすべての渡航者へ,入国の際にコロナウイルスの感染確認のため,義務的なスクリーニング措置を講じる。

(2)シエラレオネに入国するすべての渡航者で,到着日より過去14日以内に中国への滞在歴がある場合,健康状態を監視するため,14日間にわたり検疫措置の対象となる。

2 現地の情報によると,現時点ではスクリーニングは以下のように実施されています。

(1) 係員の立ち会いの下,到着口前での石けんによる手洗い

(2) シエラレオネ保健・衛生省作成の問診表の記入及び提出(記入事項は,便名,パスポート情報,連絡先(現住所及び日本の住所),体調,経由国及び14日以内に中国に滞在していたか否かの確認)

3 在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては,シエラレオネへの入国を検討している場合,最新の情報を確認し,十分にご注意ください。

4 コロナウイルスについて

厚生労働省が発表している以下のサイト「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」に詳しい情報が掲載されていますので,こちらをご参照ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

5 感染予防について

新型コロナウイルスの感染経路としては,咳・くしゃみを吸い込むことによる飛沫感染(ひまつかんせん)と感染者の咳やくしゃみが付着した物を触って,口や鼻から感染する接触感染の2つが考えられます。これらの点を踏まえ以下の点にご注意下さい。

1)うがい,石けんによる手洗いやアルコール手指消毒に努める。

2)人で混雑している場所や多くの人が集まる密閉空間は,なるべく避けて下さい。

以上

令和2年2月25日

在ガーナ日本国大使館 領事班

Dr. Hideyo Noguchi Street, West Cantonments, Accra, Ghana

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Phone: +233-(0)30-2765060 Fax: +233-(0)30-2762553

開館時間外Phone: +233-(0)24-242-6105