飲食店における高額請求事案の発生について

● トビリシ市内の飲食店における高額請求事案が頻発しています。

● 同種事案に遭遇しないよう十分お気をつけ下さい。

 今年に入り当館では,主に旅行者から「飲食店において高額請求された」との連絡を複数受けています。以下,主な手口と対策について周知しますので,初めてジョージアに旅行で来る方(特に若い男性)は同様の事案に遭遇しないよう十分ご注意ください。

1 主な手口

 トビリシ市内の観光名所(ナリカラ要塞,シオニ教会,メテヒ教会等)や繁華街(自由広場付近,ルスタヴェリ駅付近等)において,地元の若い女性や旅行中を装った外国人に話しかけられ,その場で話を続けるうちに仲良くなり,食事に行こうと誘われる。その後,見知らぬレストラン・クラブ・バーに連れて行かれ,サービスの提供を受けた後で高額な料金を請求される(知り合った女性や外国人は平然と支払う)。

 また,いわゆる客引きに腕を捕まれるなどして強引に店に連れて行かれたケースもあります。

2 同種事案を避けるために

 上記のようなお店に入りサービスの提供を受けてしまった後では,たとえそれが高額であっても「被害」として警察に受理してもらうことは困難です(暴行や傷害,監禁等の犯罪行為があれば話は別です)。したがって,このようなお店に入らないようにすることが一番重要になります。

○ 初対面の女性や外国人から親しげに話しかけられても,完全に相手を信用することなく警戒心を怠らない。

○ 相手が指定するお店には入らない。また,入った後に怪しいと感じたらすぐに店の外に出る。

○ お店に入ってしまった場合には,メニューやサービス料金について必ず確認する。値段のわからないものは絶対に頼まない(勝手に頼ませない)。高いと思えば迷わず外に出る。

○ 暴力や脅迫などの犯罪行為があれば,直ちに警察(112)に通報する(可能であればスマートフォンなどで録音・録画して証拠化する)。

○ 強引な客引きに対しては毅然とした態度を示す。

○ なるべくクレジットカードや多額の現金を持ち歩かない(特に夜間)。

 実際に同種事案が発生した場所としては,ルスタヴェリ駅(Rustaveli Station)周辺のミヘイル・ジャヴァヒシヴィリ通り(Mikheil Javakhishvili Street)やギオルギ・アフヴレディアニ通り(Giorgi Akhvlediani Street)周辺,アブラバリ駅(Avlavari Station)周辺などが挙げられます。

3 お金を払ってしまったら

 犯罪行為が認められれば警察を呼んで被害届の提出をしてください。犯罪の認定,捜査を行うか否かは警察の判断ですが,クレジットカード会社に相談した際に警察のレポートを求められることがあります(クレジットカードで支払った場合)。

 警察への状況説明,捜査依頼などを行いたい場合,当館で通訳人を紹介することができますので,必要な方は下記連絡先までご連絡ください。

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【メール送信元】

在ジョージア日本国大使館

電 話:(+995-32)275-2111,2114

メール:consular@tb.mofa.go.jp

住 所:7D, Krtsanisi street, Tbilisi, 0114, Georgia

H P:http://www.ge.emb-japan.go.jp/japan/index.html

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