新型コロナウイルスに関する注意喚起(新規症例の発表:19例目(台湾における初の死亡症例)及び20例目)

 2月16日,中央流行疫情指揮中心(中央感染症指揮センター)は,衛生福利部疾病管制署のプレスリリースにおいて,新規症例として19例目及び20例目が発生し,19例目については台湾における初の死亡症例であるとして,以下のとおり発表しました。

●19例目(台湾における初の死亡症例)

 中部の60歳代の台湾人男性でB型肝炎及び糖尿病歴あり。1月27日に咳の症状が現れ,2月3日,呼吸が苦しくなり病院で診察を受け肺炎と診断。同日より陰圧集中治療室に収容し治療を受けたが,2月15日夜に肺炎合併敗血症により死亡。当該死亡者については,海外渡航歴が無く,確定診断者との濃厚接触者でもないため,台湾当局が感染経路等を調査中。

●20例目

 上記19例目の家族で50歳代の台湾人男性。

<2月16日付け衛生福利部疾病管制署プレスリリース(中国語)>

https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/C7SfkryzIXWf0eF_1O03hw?typeid=9

 中央感染症指揮センターの統計では,新型コロナウイルスに関し,2月16日現在,累計通報事例は1,834名,うち20名が確定診断,1,746名が感染していないと判明,40名が一次検査で陰性とされ,その他は結果待ちとなっているとのことです。

 また,中央感染症指揮センターは,手洗い・咳エチケットの励行,目・鼻・口を手で触らないこと,海外から帰台する際に発熱,咳等の症状がある場合,空港・港の検疫担当者に通知することを呼びかけるとともに,帰台後14日以内に疑わしい症状が現れた場合は,無料の伝染病予防ホットライン1922または0800-001922(中国語・英語)に電話し,その指示に従って,マスク着用の上,医療機関を受診し,渡航歴,職業,接触歴等を医師に告知するよう促しています。

 なお,衛生福利部はホームページ上で,台湾における伝染病指定隔離医院リストを掲載していますのでご参照下さい。

<衛生福利部疾病管制署「伝染病指定隔離医院リスト」(中国語)>https://www.cdc.gov.tw/Category/MPage/Hdl9E5pIZIe6ma8HcfAHDw

 邦人の皆様におかれては,衛生福利部のホームページ等を確認し,最新情報を収集する等,引き続き感染予防に努めてください。

https://www.cdc.gov.tw

※このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

※「たびレジ」登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから登録内容の削除をお願いいたします。当所では「たびレジ」登録内容の削除はできません。https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

公益財団法人日本台湾交流協会

高雄事務所 領事室

住所:高雄市苓雅区和平一路87号9F,10F

電話:(市外局番07)-771-4008

台湾域外からは(地域番号886)-7-771-4008

FAX:(市外局番07)-771-2734

台湾域外からは(地域番号886)-7-771-2734

E-MAIL:ryoji-k1@ka.koryu.or.jp

ホームページ::https://www.koryu.or.jp/