新型コロナウイルスに関するカザフスタン首相府発表(2月2日)

 カザフスタン首相府は2日,中国武漢市からのカザフスタン国民の帰還状況について発表したところ,概要は以下のとおりです。

1 2月2日,カザフスタン保健省緊急医療国立調整センターは,国民の健康上の安全確保を目的として中国武漢市より83名のカザフスタン人を帰還させた。その内80名は,武漢市に在住していたカザフスタン人学生である。帰還中の国民には,すべての防護措置を備えたカザフスタン人医療スタッフが同行した。

2 帰還したカザフスタン国民は,健康状態の確認後,ヌルスルタン市から7キロメートル離れた総合病院内に特別に割り振られた感染症対策棟での14日間の検疫に置かれる。対策棟には,感染症対策に必要なテクノロジー,最新の診察,治療及び回復設備が配備されており,医療スタッフが充実している。同施設において,帰還したカザフスタン国民は,コロナウイルスへの感染検査を第一とする追加検査を受ける。検疫期間中,帰還者には,特別危険な感染症に対応した経験を有する医療スタッフのみが接触する。帰還者の近親者に対しては,検疫期間中の規則について通知及び習熟がなされる。

3 トカエフ大統領の指示により,中国に対する人道支援が13.6トン分の医療製品の形で提供された。また,キルギスベラルーシ及びアルメニア政府からの要請により,これらの国民の武漢市からの帰還を確保した。

4 すべての必要な情報提供のため,コールセンター1406が24時間体制で機能している。カザフスタン国民には,不確実な情報を拡散しないこと,公式リソースからの情報を受け取り,それを信用するよう呼びかける。

(何かあった場合の問い合わせ窓口)

○在カザフスタン共和国日本国大使館

住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district

"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan

電話:+7 (7172) 977-843

FAX :+7 (7172) 977-842

○日本外務省領事サービスセンター

電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903

(日本外務省関係課室連絡先)

○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)

(内線)2851

○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)

(内線)3047