31日保健省のプレスリリースにて，ボツワナで初めて新型コロナウイルス疑い患者が報告されました。当該患者は，中国よりエチオピア航空にてサーセレッツェカーマ国際空港に30日到着し，ブロック８クリニックにて隔離され精査が行われています。
また当地のラジオ番組（Yarona FM News）フェイスブックによると，保健省の担当者へのインタビュー記事として，同患者は14日間隔離され，南アフリカに送った検査の結果は48時間で判明すると伝えています。保健省は同乗していた人との連絡を開始しており，該当者で具合の悪くなった場合は，申し出るように伝えています。ブロック8クリニックをウイルス管理のため閉鎖することを検討しています。
保健省は，感染症流行国への渡航や感染者との接触があり，発熱，咳，呼吸困難，倦怠感，頭痛がある場合は，９９７番へ連絡し医療相談を受けるよう呼びかけています。
旅行者へは以下の点に注意するようアドバイスをしています。
・渡航中は，衛生管理に努め，混雑した場所を避けること。
・発熱，咳，呼吸困難，全身倦怠感，頭痛がある場合，医療機関を受診し渡航歴を伝えること。
・乗客や乗務員で渡航中に具合が悪くなった場合，直近の目的地にて医療が即座に受けられるように連絡すること。
・入国審査にてスクリーニングをうけ，早期診断と治療が受けられるようにすること。
（ご連絡先）
在ボツワナ日本国大使館
住所：4th floor Barclays House, Plot 8842, Khama Crescent, Gaborone, Botswana
開館時間：８：３０-１２：００ １４：００-１６：３０
電話：（＋２６７）−３９１−４４５６
FAX：（＋２６７）−３９１−４４６８
E-mail：consular@gr.mofa.go.jp
ホームページ： http://www.botswana.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html （了）
