・年末年始に一般犯罪が増加する傾向にあります（世界共通）ので，十分に注意してください。
・防犯対策には自助努力が欠かせません。
年末年始を過ごすにあたり，以下の事項を念頭に安全対策を取っていただきますようお願いいたします。
１．テロ対策
不特定多数の人々が多く集まる場所（ソフトターゲット）はテロの標的となる可能性があります。
例）年越しカウントダウン等のイベントやコンサートの会場，宗教施設，観光スポット，ホテル，市場，公共交通機関
他方，警備や警戒が厳重な警察や軍施設（ハードターゲット）もテロの標的とされますので，これらの場所には不用意に近づかないようにしてください。
２．すり・置き引き対策
混雑した場所では，鞄類は体の前に密着させて目や手を離さないようにしてください。
飲食店の椅子に鞄を引っ掛けたり，床に手荷物を置いた状態でその場を離れないでください。食事や会話に夢中になるあまり，ご自身の貴重品に対する警戒心が薄れることがありますので，特にポーチ類に貴重品を入れている場合には，体に密着させた状態で膝の上に置いて注意を払うことが望ましいです。
空港のような場所では，放置されたスーツケースなどは置き引き被害にあう危険があるほか，セキュリティ上，不審物件（爆発物など）とみなされることがありますので要注意です。
３．空き巣対策
自宅の鍵を第三者に預けること，外出（外泊）の予定を口外することはお勧めしません。鍵については，よほど信頼できる人でない限りは他人に預けることなく，ご自身による管理を徹底していただくようお願いいたします。部屋の明かりを点けた状態にして出かける，扉には南京錠やワイヤー錠を補助錠として使うなどの対策も考えられます。
室内に多額の現金がある場合には，分散して保管してください。
また，宿泊先の部屋においても，合い鍵利用による盗難被害が発生することも考えられますので，室内に不用意に現金や貴重品を置き忘れることのないようにしてください。
４．不審者対策
面識がなく名前も知らない者（赤の他人）を安易に信用しないでください。
路上、空港、駅などで，日本語で気安く話しかけてくる者については，犯罪の兆しと捉え，警戒心を持ってください。金銭の無心や貸借の申し出には応じる必要はありませんので，直ちにその場を離れてください。相手が何事かに困っているような状況を説明し，何かについて懇願若しくは申し出を行う（例. 「クレジットカードを貸してほしい」，「両替をしてほしい」）ような場合にも応じる必要はありません。
５．夜間外出
夜間外出は危険を伴います。街灯の無い場所，薄暗い場所，人気の無い裏路地の通行は控え，移動手段には認可を受けたタクシー等を使うようお願いいたします。
また，たとえ日中であっても外出の際には，犯罪や事故の危険はどこにでも潜んでいることを認識されますようお願いいたします。
６．事前の情報収集
出発前から渡航先の「たびレジ」に登録し，最新の安全情報の入手に努めてください。
携帯電話には，渡航先の警察や大使館などの電話番号を予め登録し，有事の際には速やかに連絡できるよう準備をしてください。
【参照】
外務省（海外安全虎の巻２０２０）
https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/toranomaki.pdf
（現地大使館連絡先）
○在ベナン日本国大使館
住所：Zone Residentielle de Cotonou sis a Djomehountin, 12eme arrondissement, COTONOU BENIN（郵便物宛先：Ambassade du Japon 08 B.P.283 Tri Postal, Cotonou, Benin）
電話：（市外局番なし）21-30-59-86 （執務時間外・緊急の場合）97-97-56-99
国外からは（国番号229）21-30-59-86
FAX：（市外局番なし）21-30-59-94
国外からは（国番号229）21-30-59-94
ホームページ：https://www.bj.emb-japan.go.jp/j/
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