ジャールカンド州議会選挙に伴う注意喚起

ジャールカンド州では,11月30日(土)から5回に分けて,州議会議員選挙の投票が行われる予定です。

連日、激しい選挙戦が繰り広げられる中,11月22日(金),23日(土),同州西部の農村地域で,選挙のボイコット等を訴える極左武装組織「マオイスト」が,警官ら6人を殺害する事件が発生してします。

同州の西部農村地域への不要不急の渡航は止めていただくとともに,その他の農村地域においても,渡航する場合には十分な安全対策を取ってください。特に夜間帯の外出は控えてください。

また,多くの人が集まる場所ではトラブルが発生しやすいうえ,テロ等の標的になったり,暴動に発展する可能性があるため,政治集会等が開催されている会場周辺には近づかないようにするなど,安全対策に十分心がけるようにしてください。

1.ジャールカンド州では,11月30日(土)から5回に分けて,州議会議 員選挙の投票が行われる予定で,各政党においては,幹部が同州に入って 政治集会を重ねるなど,激しい選挙戦が繰り広げられている模様です。(第1回:11月30日(土),第2回:12月7日(土),第3回:12月12日(木),第4回:12月16日(月),第5回:12月20日(金),結果判明:12月23日(月))

2.こうした中,極左武装組織「インド共産党毛沢東主義派マオイスト)」は,選挙のボイコット等を訴えており,11月22日(金)夜,同州Latehar付近(州都ランチの西北西約100km)で,選挙演説を終えた州大臣の車列を待ち伏せした上,銃撃し,警官4人を殺害したと報じられています。

  また,23日(土)夜にも,同州Palamu付近(州都ランチの北西約140km)で,住民2人を殺害したと報じられています。

3.一般に,マオイストは,農村地域やジャングルに潜伏しているとされており,特に夜間帯に治安部隊だけでなく,民間人を警察に告げ口する敵とみなし,襲撃する傾向にあります。

4.ジャールカンド州の西部農村地域は,外務省海外安全情報で「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」に指定されています。今回の事件現場もこの地域に含まれています。同地域への不要不急の渡航は止めていただくとともに,渡航する場合には特別な注意を払い,十分な安全対策を取ってください。特に夜間帯の外出は控えてください。

5.また、同地域以外での農村地域、ジャングルでも、本年、マオイストによる襲撃事件が発生していますので,十分な安全対策を取っていただくとともに,夜間帯の外出は控えてください。

6.選挙期間中は,政治集会が連日のように各地で開催されます。  

  一般的に,多くの人が集まる場所ではトラブルが発生しやすいうえ,テロ等の標的になったり,暴動に発展する可能性があります。

  このため,政治集会等が開催されている会場周辺には近づかないようにするなど,安全対策に十分心がけるようにしてください。

  不測の事態が発生した場所に居合わせた際は,決して近づかず,まずご自身の安全確保を最優先してください。

  また,邦人が被害に遭った等の情報に接した際には,当館にご一報ください。

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