ケープタウン空港近辺の貧困地区での邦人男性の強盗被害について

●11月14日,26歳邦人男性が空港近くの貧困地域で強盗被害に遭いました。

●スラム街や犯罪多発スポット等には近寄らないでください。

●万が一被害に遭っても絶対に抵抗しないでください。

1.11月14日14時ごろ,26歳の邦人男性を含む短期訪問中の大学関係者17名一行はミニバスで空港東側のデルフト(Delft)を視察していたところ,昼食を購入するためにガソリンスタンドで降車した際,3名のアフリカ人(国籍不明)に襲われ,2発の威嚇射撃を受けた後,同乗していたバスをカージャックされ,見知らぬ場所で下車させられた上で金品等カバンごと奪われました。なお,被害者全員が一切の抵抗を行わなかったため,幸い怪我はありませんでした。

2.ケープタウン空港近辺の貧困地区は南アで最も犯罪発生率が高く,土地をよく知る人物の案内があっても強盗被害に遭うケースが増えています。

3.自ら危険な地区に行くことを厳に控えることは勿論ですが,ナビシステムのみに頼る運転も危険です。特に空港近辺は,1つ前のRobert Sobkwe,2つ前のJakes Gerwelのオフランプ交差点は貧困地域が隣接していることもあり,強盗やカージャック以外にもスマッシュアンドグラブのホットスポットとなっています。高速出口を間違えると,スラム街や犯罪多発スポットに迷い込んだりと思わぬ危険に遭遇し得ることがありますので,絶対にナビに頼り切らない様にしてください。また,主要なナビシステムでは,空港ではなく,空港内にあるレンタカー会社を設置すると安全な出口を案内しないことが多々ある為,注意が必要です。(一旦,空港出口から高速を降りてレンタカー会社の駐車場を目指すのが良いと思われます。)

4.また万が一被害に遭ったとしても,絶対に抵抗は行わないでください。

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