７日付現地報道によると，リーブルビル市内で強盗事件が増加しており，以下のとおり最近の事例等が紹介されていますので，防犯の参考としてください。
●デリエール・ラ・プリゾン地区（Derriere-la-prison）での事件
女性が銀行からまとまったお金を下ろした後，鞄を車の助手席シート上に置いて走行していたところ，若い男が車の前を通ったので，減速すると，瞬く間に別の男が鞄をひったくり，住宅街に逃げていった。
●ンケンボ地区（Nkembo）での事件
女性が車を駐車した直後，強盗が女性に飛びかかり，現金等が入った鞄を強奪した。
別の女性も，同地区で同じ手口により強盗被害に遭い，抵抗した際に膝を負傷した。
●ンザンガイヨン地区（Nzeng-Ayong）での事件
女性がタクシーに乗って膝に鞄を置いていた際，どこからか現れた男が鞄をひったくろうとしたが，女性が鞄をしっかり掴み，さらにタクシーの運転手が窓を閉めたので，未遂に終わった。
別の女性は，銀行で給料を下ろした後，男に後をつけられ，斜めがけした鞄をひったくられそうになったが，通行人が足払いして男を撃退したため，未遂に終わった。
●その他２０１９年の主な強盗事件
・オマール・ボンゴ大学（l’Universite Omar Bongo）で，女学生が強盗にナイフで複数箇所刺される。（５月）
・タクシー運転手が同僚と共謀して若い女性客を襲う。（６月）
・ルイ地区（Louis）で，軍人ら男３人が若い女性を襲う。（６月）
・PK区域での複数の強盗事件により，前科持ちの男らを逮捕。（７月）
・オコンジャ地区（Okondja）で，男性が強盗犯に殺害される。（９月）
・オウェンド地区（Owendo）で，葬式から帰る際の家族に，強盗団が襲いかかる。（９月）
・アンゴンジェ地区（Angondje）で，少年が非行グループにナイフで刺される。（１０月）
●人通りが多く犯罪の発生しやすい地区
・ラ・ガール・ルティエール（la gare routiere：長距離バスターミナル）
・レオン・ンバ交差点（le carrefour Leon-Mba）
・シャルボナージュ地区（les Charbonnages）
・スニー地区（la SNI）
・エステエフオー地区（la STFO）
・デモクラシーロータリー（le Rond-point de la Democratie）
・PK 12地区
・旧エールテジェ立体交差点（l'echangeur de l'ex-RTG）からデモクラシーロータリーの間
・リオ地区（Rio）からペイリー地区（la Peyrie）の間
万が一被害に遭ったり，邦人が被害に遭ったとの情報を見聞きした場合は，在ガボン日本国大使館へご一報ください。
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本件問い合わせ先
在ガボン日本国大使館 領事班
所在地：Boulevard du Bord de Mer, B.P.2259, Libreville, Gabon
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