ポンペイ州におけるデング熱感染者の発生(注意喚起)

ポンペイ州保健・社会福祉庁は,ポンペイ州におけるデング熱感染例が確認された旨公表しつつ,体調不良の場合は速やかに医療機関を受診するよう注意を呼びかけています。8月からヤップ州においてもデング熱が流行しています。チューク州,コスラエ州においても同様に注意が必要です。

デング熱とは,蚊を媒介して感染する急性の熱性感染症で,主に発熱,頭痛,筋肉痛や皮膚の発疹などの症状が現れます。

●虫除けスプレーを使用,特に屋外では肌を露出しないなど,蚊に刺されないよう気を付けてください。

●蚊は水回りで繁殖します。ご自宅,勤務先などでは近隣住民と協力して消毒するなどの予防策をとってください。

ポンペイ州保健・社会福祉庁は,ポンペイ州においてもデング熱の感染例が確認された旨公表するとともに体調不良の場合は速やかに医療機関を受診するよう注意を呼びかけています。

デング熱の治療は対症療法になります。重症化するケースもあり,早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。そのため,早めに医療機関を受診してください。

具体的な予防策としては,虫除けスプレー,蚊取り線香ミクロネシアで調達可)を使用する,暑いですが長袖・長ズボンを着用する等,できるだけ肌を露出しないなど気を付けてください。また,保健・社会福祉庁は,特に蚊が繁殖する水場付近の消毒等予防策をとるよう呼びかけています。

ご参考までに厚生労働省デング熱に関する情報発信をご案内します。

厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000131101.html

2019年10月8日

大使館