●19日以降、パプア州、西パプア州の各地及びインドネシア国内その他の地域においてもデモが発生しています。
●28日にパプア州デイヤイ県で行われたデモの最中には、群衆が軍を襲撃して武器等を強奪、治安部隊との銃撃戦に発展しました。
●パプアでは暴動を煽るような情報の拡散を防ぐため、インターネットの通信制限が行われています。
●デモが行われている場所やデモ隊には近づかないようにし、不測の事態に巻き込まれないよう十分ご注意ください。
1 19日にパプア州ジャヤプラ市、西パプア州マノクワリ市等で発生した、東ジャワ州スラバヤ市等でのパプア系住民への差別的対応に対するデモ・暴動については、同日以降、パプア州、西パプア州の各地で断続的にデモが実施されています。
2 28日にパプア州デイヤイ県で行われたデモの最中には、突如現れた1000名ほどの群衆が軍の車両を襲撃し、銃器10丁及び弾薬を強奪し、現場の治安部隊を襲撃して銃撃戦が行われました。この襲撃の結果により国軍兵士1名と民間人2名が死亡し、国軍兵士と警察官合わせて5名が負傷しました。
3 パプアでは暴動を煽るための虚偽情報等を拡散させている者がおり非常に危険であるとして、インターネットの通信制限が行われており、この措置がいつまで継続されるのかについては明言されていません。
4 在留邦人、出張者及び旅行者の皆様におかれては、引き続き最新の関連情報にご留意いただくとともに、デモが行われている場所やデモ隊に近づかないようにし、不測の事態に巻き込まれないようようご注意ください。
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