バルセロナ市サリア・サンジェルバシ地区における拳銃使用殺人事件の発生

●６日（土）午後９時頃，バルセロナ市サリア・サンジェルバシ地区において，拳銃使用殺人事件が発生しました。被疑者は逃走中です。

●万が一，拳銃を向けられた際には，生命を守る行動を優先し，絶対に犯人に抵抗しないようにして下さい。

●また，付近で銃撃音等が聞こえた場合は，「伏せる」，「逃げる」，「隠れる」ようにして下さい。

１　拳銃使用殺人事件の概要

報道によると，被疑者は，６日（土）午後９時頃，バルセロナ市サリア・サンジェルバシ地区所在の美容室において，４７歳の男性に対し拳銃を発砲し，殺害しました。カタルーニャ州警察が捜査中ですが，被疑者は逃走中です。

２　凶器（拳銃等）を向けられた際の対応

海外では犯罪者の多くが凶器を所持しています。特に，強盗に遭った際，犯人の要求に抵抗すると，犯人を触発し，凶器による暴行等につながる可能性が高くなります。

万が一，犯罪に遭ってしまったら，生命の安全を第一に考え，犯人の要求に抵抗しない態度を示すことが必要です。

３　近くで銃撃音，爆発音が聞こえた場合の対応

（１）伏せる

・銃声や爆発音が聞こえたらその場で伏せる。

・周囲の状況を確認し，「逃げる」のか「隠れる」のかを判断する。

（２）逃げる

・脱出ルートがあれば避難する。

・持ち物はそのまま置いていく。

・襲撃場所にほかの人が入らないように注意する。

・安全が確保された時点で警察に通報する。

（３）隠れる

・犯人から見えない場所に隠れる。

・ドアをロックするか，バリケードをつくり侵入を防ぐ。

・携帯電話などは音が鳴らないようにする，机上電話の受話器を外す。

４　参考ウェブサイト

（１）ゴルゴ１３の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル

（２）海外安全虎の巻

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