犯罪被害にご注意ください

<犯罪被害にご注意下さい>

最近、ダルエスサラーム市内中心部において、在留邦人及び邦人出張者が犯罪被害に遭う事案が相次いで発生しました。被害状況や安全上のアドバイスを以下のとおりご紹介しますので、皆様におかれましては改めてご注意をお願いします。

1. 車両連れ去り強盗

 13時頃、在留邦人が市内を一人で歩いていたところ、タンザニア人に片言の日本語で声をかけられ数分立ち話をした。数分後、そのタンザニア人が乗用車に乗って現れ、目的地まで送るというので乗車したところ、各所で次々とタンザニア人が同乗してきた後,現金を要求され、ATMでクレジットカードの限度額まで引き落しをされた。

<安全上のアドバイス

 当地における犯罪手口は多様で巧妙化しており、邦人に対して表向きの優しさで気を緩ませて犯罪に及ぶ事案が増えています。見知らぬ人を安易に信用せず、少しでも怪しいと感じたら迷わず「NO!」と断り、その場を立ち去るようにしましょう。特に、見知らぬ人物の車両に乗り込む、家に行く、勧められた物を飲食するなどの際には十分注意してください。

2. ホテル受付での置き引き

 夕方、邦人出張者が市内ホテルにチェックインをしていた際、目を離した隙にチェックイン・カウンターに置いたカバンを何者かに置き引きされた。

<安全上のアドバイス

 被害が発生したニュー・アフリカ・ホテルは、邦人旅行者や出張者もよく利用するホテルです。同ホテルにはカジノが併設されており、チェックイン・ロビーにも不特定多数の人々が居合わせています。監視カメラに映っていたアラブ系二人組の被疑者の手口は手慣れており、同種の犯罪を繰り返しているものと考えられます。手荷物等は常に手元から離さぬようにご注意をお願いします(鞄等を両足の間に挟んで置いたとしても、背後から持ち去られる可能性があります)。

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タンザニア日本国大使館

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