ダルエスサラームにおけるコレラの流行 

ダルエスサラームにてコレラが流行しています。 

 5月31日付新聞報道によれば、保健省はダルエスサラームのテメケ地区(Temeke)地区とイララ地区(Ilala)地区を中心にコレラが発生しており、5月30日時点で40人が入院し、3人が死亡したとして注意を呼びかけました。

 コレラは、コレラ菌に汚染された水や食物を口にすることによって感染します。潜伏期間は数時間から5日間で、主な症状は下痢と嘔吐です。下痢は米のとぎ汁のような白色便になることもあります。発熱や腹痛はほとんどなく、頻回の下痢によって急速に脱水が進行し、意識障害やけいれんを起こし、死に至ることもあります。治療は抗生物質の投与と脱水に対する水分補給です。

雨期の洪水により水の汚染が進んでおり、今後感染が拡大する恐れもあります。疑わしい症状が認められた場合は、早めに医療機関を受診して下さい。併せて、感染予防のために手洗いを励行し、カットフルーツや氷,加熱していない飲食物はなるべく避けるようにして下さい。

<参考情報>

厚生労働省検疫所(FORTH) 感染症についての情報「コレラ

https://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name05.html

厚生労働省コレラ

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-03-01.html

国立感染症研究所コレラとは」

https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/402-cholera-intro.html

外務省 世界の医療事情(タンザニア

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/tanzania.html

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