マリ全土 誘拐に対する注意喚起

マリまた近隣国では,外国人をターゲットとした誘拐のリスクが強く懸念されます。やむを得ずマリに滞在する場合は,滞在先は厳に首都バマコに限った上で,適切な安全対策を講じて下さい。

5月9日,マリ国境に近いブルキナファソ領内で,仏軍により,先にベナン北部を旅行中に誘拐に遇い人質となっていたフランス人旅行者2人の救出作戦が実施され、この2人と米国人1人また韓国人1人が救出されました。

仏政府は,犯行グループは,マリのイスラム過激派グループ本部に人質を引き渡す予定であったと発表しています。なお,救出作戦中に仏兵員2名が落命しました。

マリ全土また近隣国において,外国人をターゲットとした誘拐のリスクは高いものと言えます。

 

やむを得ず,マリに滞在される方は,滞在地は厳に首都バマコに限り,以下の点にご注意ください。

(1)渡航中の連絡先や日程を,予め家族等に伝えておく。

(2)最新の関連情報の入手に努める。(「たびレジ」の登録を行う。)

(3)首都バマコ市の外側はすべて高危険度地(※外務省海外安全情報「レベル4」・「レベル3」)であり,この地域への立ち入り・陸上移動は厳に行わない。

(4)首都バマコ市内においても,以下のような注意を怠らない。

(ア)移動には徒歩は避け自動車を用いることはもちろん、自動車も必ず身元の確かな者が運転するものを用いる。

(イ)車両や自宅の戸締まりを確実に行う。

(ウ)外国人は特に狙われやすいので,目立つ服装・行動を慎む。

(エ)不穏な雰囲気や不審な人物等を察知した場合には速やかにその場を離れる

なお,万一,不測の事態に遭われた際には,警察及び当館までご連絡下さい。

(現地大使館連絡先)

○在マリ日本国大使館

住所:Avenue du Mali,devant le Ministere de l’Economie et des Finances, Hamdallaye ACI2000, Bamako Mali

  電話(市外局番なし)4497-9220

  国外からは(国番号:223)4497-9220

  FAX:(市外局番なし)4490-4947

  国外からは(国番号:223)4490-4947

  緊急携帯電話(夜間、休館日):(市外局番なし)6675-3326

  国外からは(国番号:223)6675-3326

  ホームページ:http://www.ml.emb-japan.go.jp/j/index.html