● 警察当局によれば、最近、ナイロビ市内(特にキリマニ、キレレシュワ地区)において、留守中の居宅を狙った忍び込み被害が多発している模様です。
● 犯人は敷地の門やアパート建物の壁をスパイダー・マンのようによじ登って対象居宅に忍び込み、金品を盗む手口を繰り返しています。したがって、居宅が上層階に位置しても被害に遭うおそれがあります。また、多くの場合、施錠していないバルコニーが侵入口となっているのが特徴です。
● これまでのところ、邦人が被害にあったとの情報には接していませんが、当局は、外国人宅が被害に遭うことが多い傾向にある旨指摘しています。
● なお、3月下旬に、同犯行を敢行した犯人の一人が逮捕された旨の報道がありましたが、他にも別の「スパイダー・マン」が複数存在する模様ですので、継続して注意が必要です。
【参考】
本内容については、類似の内容の領事メールを2月18日にも発出しています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=70806
【警備対策官からのアドバイス】
○ 居宅が上層階に位置しても、全ての箇所の施錠を心がけて下さい。
○ 可能であれば、あらゆる窓に鉄格子の設置も検討願います。
○ 万一、犯人と鉢合わせになっても抵抗はしないで下さい。
○ 家主や自宅アパートの管理会社と本件の情報を共有する等万全の安全対策を図っていただくようにお願いいたします。
※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/detete
平成31年4月16日
在ケニア日本国大使館領事警備班
電話:020−2898−000(24h対応)