百日咳の流行

昨年末から,ノベブグレ自治区を中心として流行していた百日咳(Tosferina)が,パナマ首都圏近辺まで感染が及んでいるようです。乳幼児のいるご家庭は特にご注意ください。

パナマ保健省の発表によれば,昨年末から,ノベブグレ自治区を中心として流行していた百日咳(Tosferina)が,本年に入り,パナマ首都圏(7件),パナマ県(2件),コクレ県(2件)においても感染が確認されています。百日咳は1歳未満の乳幼児が感染した場合,死に至る危険性があるとして,1995年以降の日本では,3ヶ月検診の際,ジフテリア破傷風とともにDTPワクチンとして接種が推奨されているようです。パナマにおいても,百日咳ワクチンは保健省関連施設にて無料で接種可能ですが,必ずしも義務化されているわけではないようです。従いまして,特に乳幼児のいるご家庭では百日咳ワクチンの接種の有無についてご確認いただき,必要であればワクチンの接種をご検討ください。

パナマ保健省の発表

http://www.minsa.gob.pa/noticia/comunicado-91