【注意喚起】イラン北西部における地震の多発について

 ここ最近、イラン北西部においてマグニチュード4クラスの地震が多発しています。当地在住者及び旅行予定者は地震発生時には身の安全に十分に注意して下さい。

1 ここ最近、イラン北西部においてマグニチュード4クラスの地震が多発しております。また、イラン北西部に隣接する隣国アゼルバイジャンにおいても地震が頻発しています。つきましては、当該地域に滞在されている邦人の皆様及び当地を旅行される邦人の皆様におかれましては、より大規模な地震の発生が懸念されることから、引き続き十分注意して下さい。昨年12月に在留邦人の皆様には、大規模自然災害等の緊急事態発生した際の対応マニュアルを配信しましたが、右対応マニュアルをご参照の上、平時から地震に対する備えに万全を期すとともに、地震発生時には特に以下の点についてご注意下さい。

2 注意喚起等

・余震等が続く場合は、地震が発生した地域には近付かないようにして下さい。

・報道等において常に最新の災害情報(地震速報等)を把握するように努めて下さい。

・邦人の皆様が被害に遭われたあるいは邦人が被害に遭ったとの情報に接した場合は、速やかに当館にご連絡願います。(consular@th.mofa.go.jp(メール)、+98(21)2266-0710、0711、0712、0713、0727(電話)、+98(21)2266-0746、0747(FAX))

・レンガ造の建物は、壁が崩れ落ち、同時に天井・床が崩落する危険性もあります。また、たとえ鉄筋コンクリート造の建物であっても、壁のレンガなどが建物内外に崩れ落ちる可能性がありますので、建物内にいる場合にはただちに壁から身を離し、「机の下」等の転倒・落下物から身を守れる場所に移動してください。

・古い建物には倒壊の危険性があります。一般的に古い建物の場合、1階より2階、2階より3階とより上の階の方が安全(倒壊しにくい、また倒壊しても隙間(生存空間)が生じる可能性が高い)と言われています。1階等低層にいる場合、落下物に十分に注意を払った上で、出来るだけ早く屋外へ避難してください。

・天井の崩落やドアの変形により屋内に閉じ込められ、屋内からの脱出が困難となる危険性があります。その際、火災やガス漏れが発生すると更に危険な状態になります。これを防ぐためには、揺れの初期段階でドアを開ける等、避難ルートを確保して下さい。

3 ここ最近のイラン北西部における地震

・2月5日午後5時頃 アルダビール州  M3.9

・1月31日午前9時31分 アルダビール州 M4.1

・1月25日午後1時47分 ギーラーン州 M4.4

【問い合わせ先】

連絡先:在イラン日本国大使館 領事班

電話:(+98)-(021)-22660710(代表)

FAX :(021)22660746

e-mail: consular@th.mofa.go.jp

HP: http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

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