燃料価格の高騰に対するデモ(その4)

●フランス国内各地で行われているデモに引き続き注意してください。

●12月4日付にてスポット情報「フランス:燃料価格高騰等に対するデモ「黄色いベスト運動」に関する注意喚起」を発出していますので、ご参照ください。(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2018C169.html

1.フランス全土で行われている燃料価格の高騰に対するデモ「黄色いベスト運動(mouvement ‘Gilets jaunes')」の対応について,12月10日,マクロン大統領は演説で,2019年から予定されていた増税を取り止め,最低賃金の引き上げや残業代に税・社会保険料を課さないなどの政策を述べましたが,SNS上では,引き続きデモを継続し,12月15日(土)に「第5弾の行動(Act 5)」を行うよう呼びかけています。

2.特にパリのシャンゼリゼ通りや凱旋門付近では同運動が開始されて以降,毎週土曜日には,デモ隊の一部が暴徒化し,放火や投石などの暴力行為が発生したため,治安部隊が放水や催涙弾を使用するなどして鎮圧に当たった結果,多数の負傷者が発生するとともに,周辺のレストランや商店等の窓ガラスが破壊され,車が燃やされるなどの物的被害が出ています。

3.つきましては,12月15日(土)は先週同様にデモ参加者と治安部隊が衝突する可能性がありますので,不要不急の外出は控えるとともに,やむを得ず外出する際には周りの状況に十分注意して行動し,衝突等が発生している場所に遭遇した際には早急にその場を離れるなど,自身の安全対策に万全を期すよう願いいたします。また,車両で移動する場合,交通規制やデモにより身動きが取れない状況になる可能性も否定できないため,可能な限り車両移動は控えることをお勧めします。公共交通機関についても地下鉄の一部駅の閉鎖や,バス路線が変更になるなどデモの影響が出る可能性がありますので,下記関連サイト等を参考にしつつ,十分時間に余裕を持って行動してください。

パリ交通公団(RATP):https://www.ratp.fr/ (英語、日本語あり)

同サイト内交通規則情報:https://www.ratp.fr/travaux-manifestations/manifestations

BFMTV:https://www.bfmtv.com/ (動画ライブあり)

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【問い合わせ先】

在フランス日本国大使館領事部

電話:01-4888-6200(海外からは +33-1-4888-6200)

メール:consul@ps.mofa.go.jp

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