メッセ期間中の盗難被害にご注意ください

【ポイント】

●来週12日(月)から15日(木)までの間、デュッセルドルフ市内で医療関連見本市Medica/Compamed が開催されます。これに伴い、欧州内外から窃盗団が流入し、スリ・置き引きの被害が多発することが予想されますので旅券や貴重品の管理にはご注意ください。

ノルトライン=ヴェストファーレン州警察は、11月7日から13日をスリ対策強化週間に位置づけ、警戒強化や注意喚起を行っております。下記の警察の防犯アドバイスをご参照ください。

【内容】

1.11月12日(月)から15日(木)までの間、メッセ・デュッセルドルフおいて医療関連見本市Medica/Compamedが開催され、多くの来場者が見込まれます。

2.大規模なメッセはスリ等にとって格好の稼ぎ時と認識されており、出展者や訪問客がターゲットとなる旅券や貴重品のスリ・置き引きの被害が多発します。過去に確認された被害の中は、

・メッセ会場やホテルでの商談・打ち合わせ中やレストランでの会食中に、隣の席や足下に置いていた鞄がなくなっていた

・メッセの出展ブース内に置いておいた鞄等がなくなっていた

・移動中のホームや列車内で声をかけられたり、付近で小銭がばらまかれる等して注意を逸らされている間に、鞄や貴重品を持ち逃げされた

・市内で偽警察官に声をかけられ、財布から現金だけを抜き取られた

などがありました。

3.州警察による被害防止対策のアドバイスは以下のとおりとなります。

 ○現金や支払い手段は必要な分だけ携帯するに留める

 ○カバン類は常に身体から離さずに持ち歩く

 ○現金、クレジットカード、旅券などは必ず内ポケット等に入れて、身体に密着させる

 ○リュックサック等に携帯電話や財布を入れない

 ○買い物や食事中でもカバン類は椅子等にかけておかず、置いたまま席を立ったりしない

 ○カバン類は必ず閉めておく

 ○リュックサックを背負うと、スリに対して無防備になることに注意する

4.ご自身で貴重品の管理を万全にしていただくとともに、特にメッセ出展者、

来場者の方におかれましては、ご同僚や出張者の方々等にもお声を掛けていただくようお願いいたします。

なお、旅券を紛失された場合、その再発行には一定の時間を要します。以降の旅程や帰国日程の変更を余儀なくされる場合もありますので、十分ご注意ください。万一被害に遭われた際は、下記までご連絡ください。

デュッセルドルフ日本国総領事館

領事班直通電話:0211−1648220