大使館からのお知らせ(アシュラ期間中の当館休館日等)

【ポイント】

○9月20日(木)から9月21日(金)はアシュラが行われます。

○アシュラの期間の決定に伴い、当館も同期間中は休館といたします。

○同期間中は、テロまたは暴動事案発生の可能性が否定出来ないことから、最新の関連情報を入手し、常に周囲の状況に注意を払って行動してください。

【本文】

1 パキスタン政府は、「アシュラ(Ashura)」の休日を、9月20日(木)から同月21日(金)までと決定しました。

 これに伴い、当館もアシュラ期間中は休館となり、代わりに休館日としていた本年12月25日(火)を開館日と致します。詳細は当館ホームページの大使館案内の中の来館案内よりご確認をお願いいたします。

2 アシュラ期間中は、パキスタン各地で関連する大小様々な行進が行われる予定です。2013年にはラワルピンディー市内で行われた同行進において、シーア派の行進グループが反シーア派グループと衝突し、周辺の店舗に火が付けられるなど両派のグループが暴徒化し、10名が死亡、多くの負傷者が出る事態に発展したため、事態鎮圧のため軍が派遣され、市内に外出禁止令が敷かれた事例もあり、治安当局による警戒警備も強化されます。

3 つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。特に「アシュラ」の期間中は、モスク等の宗教施設及び宗教行事が開催されている場所には極力近づかないよう注意してください。

(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。

(2)行進や集会が行われている場所には、決して近づかない。

(3)移動途中等に行進等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。

(4)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、宗教行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、報道機関には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(特に国連関係機関、外国資本等のホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

4 地域にもよりますが、携帯電話サービスの利用制限が実施される可能性も考えられますので、他の連絡手段(固定電話、インターネット等)の確保についても確認願います。

5 なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○ 当館ホームページ:

http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

○ 外務省海外安全ホームページパキスタン):

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_011.html#ad-image-0

○ 在留届及び「たびレジ」への登録のお願い

  海外渡航前には、万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにして下さい。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え、必ず在留届を提出してください。

 https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

 また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。

(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)

○ 緊急時の連絡先:051−9072500(在パキスタン日本国大使館代表)