先般、平日の昼、ナポ県テナ市の公園内において、単身旅行の邦人男性が歩行中、後ろから近付いてきた男２人組に、首から掛けていたポーチをひったくられる盗難被害が発生しました。犯人は凶器を所持しておらず、被害者の方に怪我はありません。
盗まれた首掛けポーチの中には、旅券、現金、クレジットカード等の貴重品が在中していました。ポーチには布製の紐がついており、被害者の方は、その紐を首から掛けて携行していましたが、一瞬の間に頭部こしにポーチを紐ごと抜き取られてしまいました。
盗難被害防止のためには、貴重品等を肌身離さず携行することが重要です。
外出の際は、常に周囲の状況に気を配り、特に貴重品等の携行については、『近付いてくる者に最大限の注意を払う。』、『外部から貴重品の所在が視認しやすい状態では携行しない。』、『紐や接続部の結着状況を確認し、奪い取られないように措置をする。』など、ひったくりを含む各種盗難等被害防止のための御注意をお願いします。ただし、ひったくり事件においては、犯人が被害者の所持品を奪い取る際に、被害者が引きずられ怪我をする前例もありますので、原則として無理な抵抗は避け、身の安全を守ることを最優先してください。
在エクアドル日本国大使館
Tel.(593-2)2278-700
