ミシガン州健康福祉省はヒューロン川流域で高濃度の有機フッ素化合物が検出されたとして、同流域でとれた全ての魚を食べないように注意を呼びかけております。
同水域の魚や水を触ったり、泳いだりすることや、偶発的にその水を飲んでしまったとしても健康に影響はないとされております。
1 ミシガン州健康福祉省は、ヒューロン川流域で高濃度の有機フッ素化合物が検出されたとして、同流域でとれた全ての魚を食べないように注意を呼びかけております。具体的には、オークランド郡、リビングストン郡、ウォシュトノー郡、ウェイン郡のヒューロン川流域の池や湖が対象と指摘されております。
2 有機フッ素化合物は、金属メッキ処理剤や消化剤など幅広く利用されてきましたが、その毒性影響としては、動物実験を用いた投与実験では発がん性や発達障害等が報告されています。今回魚から検出されたパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)は、環境中で分解されにくく、残留性や生物蓄積性を示すことから世界的に河川水等の水環境中に存在しているとされています。
3 該当地域にお住まいの皆様は、下記情報などを確認するなどして十分注意するようお願いします。
関連リンク
○ミシガン州健康福祉省ホームページ
https://www.michigan.gov/pfasresponse/
https://www.michigan.gov/mdhhs/0,5885,7-339--476461--,00.html
https://www.michigan.gov/mdhhs/0,5885,7-339-71548_54783_54784_54785---,00.html