置き引きやスリなど生活に身近な犯罪が多く発生しています。
大使館で最近承知することとなりました被害の概要を、以下1.でお伝えします。
当国での盗難被害の危険性については、これまでにも累次お知らせしてきているところですが、改めての御注意をよろしくお願いいたします(具体的に、以下2.をご覧下さい。)。
1.最近の被害の例の概要
(1)イベント会場内
・多数人が集まったイベント会場内において活動中、付近に置いていたバッグ(旅券、貴重品等在中)が盗まれた。また、同じ会場で、やはり付近に置いた携帯電話が盗まれた。
(2)カフェ、レストラン内
・食事中、椅子の背もたれに掛けていたバッグから財布が抜き取られた。
(3)バスの車内及び停留所付近
・網棚に置いていたリュックサックからデジタルカメラ等が抜き取られた。
・乗降時の混雑の中で、ズボンに結着していた財布の紐が切られ財布を盗まれた。
・降車後、停留所付近の路上に置いていた複数のリュックサックが盗まれた。
2.御注意のお願い
空港、バスターミナル等の公共施設、イベント会場、レストランやショッピングセンター等人が多く集まる場所における盗難の危険性について、以下のような点に、改めて御注意をお願いします。
また、皆様御関係の方で、御出張や御旅行等で当国を短期間来訪される方にも、広くお伝えをお願いします。
(1)旅券、身分証、貴重品類は、極力常に身に付けて携行する。また、目の届く範囲内であっても、在中のバッグ等を放置しない。
(2)付近に警察官や警備員が配置されている場所においても、自身での警戒を怠らない(犯罪の完全な抑止は専門家の目があっても困難)。
(3)バス利用時における注意
・車内では、網棚、足下、膝上に荷物を置いた状態で眠ることを、極力避ける。
・バス側面の荷物入れに荷物を預けた場合には、自らは降車等をしない停留所でも、荷物を持ち去られないよう注意する。
・ズボンや背負ったバッグを刃物で切られ、中身を抜き取られる被害が発生しているので、注意する。
なお、外出時における一般的留意事項につきまして、当館から御案内の「安全の手引き」http://www.ec.emb-japan.go.jp/files/000336259.pdfの関係部分も、念のため改めて御確認をお願いします。
在エクアドル日本国大使館
Tel.(593-2)2278-700