マレーシア総選挙に伴う注意喚起

マレーシアにおいて、5月9日(水)、総選挙の投票が予定されています。

選挙期間中は交通事情が大きく変化することを認識するとともに、選挙活動に起因する各種トラブルに巻き込まれるリスクにご注意下さい。

また、投票日当日の夕方からは、各種集会の開催により交通渋滞をはじめとする各種トラブルが頻発する可能性が否定できませんので、不要不急の外出を控えるようにしてください。

1 マレーシアでは、4月7日に連邦下院議会が解散され、5月9日(水)に第14回総選挙の投票日が設定されました。今後、各地では選挙活動が展開されますが、選挙期間中は各地で臨時の交通規制や選挙集会に伴う突発的な交通渋滞が発生することが予想されます。また、タイ南部、シンガポールブルネイ等の近隣諸国に在住のマレーシア人は海外投票ができないことから、飛行機等を利用して地元に戻ることから、投票日の前後で空港等の混雑も予想されます。

2 マレーシアでは投票所を各地の学校施設に設けることが多いため、投票日当日は学校周辺での交通渋滞が終日続く可能性があります(ペナン日本人学校が投票所に指定されています)。また、投票終了後から夜半にかけて投票結果が明らかになるにつれ、各政党支持勢力による自然発生的な集会等が各地で発生することも予想されます。

3 マレーシア当局は、円滑な選挙を実現するため、選挙期間中に大量の警察官や軍を動員し、各地で警戒に当たることとしています。一方、議会解散の直前には、いわゆる「反フェイクニュース法」が可決成立し、虚偽のニュースを拡散した者は懲役刑や罰金刑の処罰を受けることとなりました。

4 皆様にあっては、選挙期間中は交通事情が大きく変化することを認識するとともに、選挙活動に起因する各種トラブルが多数発生し、それらに巻き込まれるリスクがあることにご注意下さい。

また、開票結果の内容によっては、集会所で大規模な混乱が発生することも考えられますので、投票日の夕方からは不要不急の外出を控え、街頭でトラブルに巻き込まれることが無いよう、ご注意ください。