パスポートの携行義務(厳守)について

中国では16歳以上の外国人はパスポートの携行が義務づけられています。厳守してください。

16歳以上の外国人はパスポート又は居留証を携帯することが法律(出入境管理法第38条)により義務づけられています。街頭で警察官に職務質問をされた際などにパスポート等を提示できないと,派出所で事情聴取を受けることもあります。パスポート等の検査を拒否した場合,警告及び最高2,000元の罰金が科される可能性もあります。(同法第76条)

 

特に青島市では6月に国際会議が開催されるため,市内での警備が一段と強化され,これまで以上に街頭で職務質問を受け,パスポートの提示を求められるケースが多くなると予想されます。公安局も外国人のパスポート携帯につき厳格に対処するということですので,パスポートは常時携行を厳守するようにしてください。

一方,パスポートを盗難・紛失された場合,パスポートや滞在許可の再発行手続き,出国手続き等,盗難・紛失後の手続に概ね2,3週間を要することになり,日本への帰国や中国国内の移動に支障が生じますので,パスポートの管理には十分注意するようにしてください。