反政府支持者による追悼の集会に関する注意喚起(1月20日)

・反政府支持者は,殺人を犯す独裁政権への拒絶を表明するため(治安機関との銃撃戦により死亡したペレス元CICPC検査官の追悼),20日(土)午前11時頃,カラカス首都圏チャカオ市ロス・パロス・グランデス地区パルケ・クリスタルにおいて,集会を呼びかけています。

・追悼集会では,政府系武装組織(コレクティーボ)による暴力行為,治安部隊による過剰な鎮圧行為も否定できないことから,下記の情報をご参照頂き,集会場所周辺には絶対に近づかないようにお願いします。

安全情報No.1/2018(反政府支持者による追悼の集会に関する注意喚起)

ベネズエラにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

ベネズエラ日本国大使館

1 追悼集会の予定

(1)開始日時

1月20日(土)午前11時頃

(2)集合場所

カラカス首都圏チャカオ市ロス・パロス・グランデス地区パルケ・クリスタル

*オスカル・ペレス元CICPC(内務司法省科学・犯罪捜査機関)検査官とその仲間は,政府に抗議するため,昨年6月,カラカス首都圏の最高裁施設等に対し,ヘリコプターから,手投げ弾等で攻撃しました(人的被害なし)。そのため,治安機関がその行方を追っていましたが,15日の治安機関による制圧作戦により,ペレスを含む数名が射殺され,5名が逮捕されたほか,治安機関も,2名死亡,5名が負傷しました。

2 注意事項

(1)集会中,集まった反政府支持者に対し,これを排除しようとするコレクティーボや治安機関との衝突の可能性があります。

(2)治安機関は,昨年,デモを制圧する際,催涙ガスを使用しており,催涙弾が人体に直撃して死亡する事件が発生しているほか,催涙弾の中には,劇症アナフィラキシーショック死や視覚障害,脳障害を引き起こす可能性のあるガスも含まれています。そのため,催涙弾が使用される場面に遭遇した場合は,風上や建物内に避難するようにして下さい。

(3)現下の厳しい経済状況や治安の悪化もあり,当面,夜間早朝の外出及び不要不急の外出は極力控え,できる限り,食料品・飲料水等の備蓄に努め,やむなく外出せざるを得ない場合には,テレビ・ラジオ・インターネット等で,事前に外出先や経路の状況を確認するようにお願いいたします。

3 連絡先

ベネズエラ日本国大使館

住所:Torre Digitel, Piso 9, Av. Don Eugenio Mendoza con Esquina Calle Miranda, Urb .La Castellana, Chacao, Miranda

電話:(+58)-212-262-3435

FAX:(+58)-212-262-3484

ホームページ:http://www.ve.emb-japan.go.jp/

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