●本23日正午現在、ナイロビを含むケニア全土で、暴動等の発生はありません。
●ただし、ナイロビ各スラムや西部キスム郡では、野党サポーターによる暴動の緊張が高いままなので注意が必要です。
●当地メディアによると、タンザニアに滞在していたオディンガ野党NASA代表は,昨晩,ケニアに帰国しました。同代表は,今後の方針について声明を出す予定です。同声明内容によっては、再びケニア全土での治安悪化が予想されます。
●ケニア政府は、11月28日午前9時より、ナイロビ市内モイ・インターナショナル・スポーツ・コンプレックス内カサラニ競技場にて大統領就任式典、午後にはナイロビ市内大統領府にて祝賀行事を開催します。同式典には、外国要人が多数参加することから厳重な警備措置がとられます。また、一部情報によると、詳細は不明ですが同日は野党による大規模な反政府集会がナイロビ市内ニャヨ競技場で開催予定となっています。当日は、治安状況に加え、交通状況等にも十分留意するようにお願いします。
●外出時に危険を察知した場合は、直ちに帰宅して頂くようお願いします。
【現在の在留邦人の行動基準】
○レベル1:十分注意
○対応:各家庭・職場で、新聞、インターネット、テレビ、ラジオ等から情報収集を行い、情勢の把握に努めて下さい。
【警備対策官からのお願い】
○外出時に危険を察知した場合は、直ちに帰宅して頂くようお願いします。
○与野党サポーターが集まる場所には、近付かないで下さい。
○暴動や混乱に乗じた強盗に警戒するとともに、車で移動中は窓を閉め確実にロックするようお願いします。暴動に巻き込まれた場合は、速やかに現場から離れて下さい。
○強盗や暴徒に遭遇した際は、逆らわないで下さい。物より命が大切です。
平成29年11月23日
在ケニア日本国大使館
領事・警備班
電話:+254(0)20289−8000