ラスベガスにおける銃撃事件発生に伴う注意喚起(更新)

●10月1日22時頃(現地時間),ネバダ州ラスベガスの屋外コンサート会場に向かって銃が乱射され,少なくとも59名が死亡,527名が負傷する事件が発生しました。

●現地警察は,銃撃を行った容疑者は死亡しており,既に脅威はなくなったと発表しています。

●米国においては,昨年6月にも多数が死傷する銃撃事件が発生し,多数の死傷者が出ています。引き続き最新の関連情報の入手に努めてください。

外務省の海外安全ホームページ上に,以下の海外安全情報(スポット情報)「ラスベガスのコンサート会場における銃撃事件の発生に伴う注意喚起(更新)」が掲載されましたので,ご注意ください。

 なお、総領事館では引き続き本事件に関する邦人の安否情報の確認を行っております。本事件に巻き込まれた方、または巻き込まれた方の情報をお持ちの方は下記の総領事館までご一報願います。

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C213.html

1 10月1日22時頃(現地時間),ネバダ州ラスベガスの屋外コンサート会場で,カントリー音楽祭開催中に,会場付近のホテルから屋外コンサート会場に向かって銃が乱射される事件が発生しました。現地警察は,少なくとも59名が死亡,527名が負傷したと発表しているほか,銃撃を行った容疑者は死亡しており,既に脅威はなくなったとも発表しました。

2 米国においては,昨年6月にもフロリダ州オーランド市のナイトクラブにおいても銃撃事件が発生し,多くの死傷者が出ています。引き続き不測の事態に巻き込まれないよう以下の対応に努めてください。

(1)最新の関連情報の入手に努める。

(2)以下の場所がテロの標的となりやすいことを十分認識する。

コンサートや記念日・祝祭日等のイベント会場,公共交通機関,観光施設,観光地周辺の道路,レストラン,ホテル,ショッピングモール,スーパーマーケット,ナイトクラブ,映画館等人が多く集まる施設,教会・モスク等宗教関係施設,政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設)等。

(3)上記(2)の場所を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる,できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え,その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。

(4)現地当局の指示があればそれに従う。特に銃撃,車両突入及び爆弾等の事案に遭遇してしまった場合には,警察官等の指示をよく聞き冷静に行動するように努める。

【車両突入の場合】

●ガードレールや街灯などの遮へい物がない歩道等では危険が増す。

【コンサート会場,スポーツの競技場等の閉鎖空間】

●会場には時間より早めに入る,終了後はある程度時間を置いてから退出する等,人混みを避けるよう努める。

●セキュリティの確保されていない会場の外側や出入口付近は危険であり,こうした場所での人だまりや行列は避けるようにする。

●不測の事態の発生を念頭に,会場の出入口や非常口,避難の際の経路等についてあらかじめ入念に確認する。

●パニック状態となった群衆の中で負傷するおそれもあり,周囲がパニック状態になっても冷静さを保つように努める。

【爆弾,銃器を用いたテロに遭遇した場合】

●頑丈なものの陰に隠れる。

●周囲を確認し,可能であれば,銃撃音等から離れるよう,速やかに,低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。閉鎖空間の場合,出入口に殺到すると将棋倒しなどの二次的な被害に遭うこともあり,注意が必要。

3 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

3か月以上滞在する方は,大使館又は総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet

3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

4 なお,テロ対策に関しては,以下も併せて御参照ください。

(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」

(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」

(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

(3)(3)ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル

(マニュアルは,

http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.htmlに掲載。)

このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

(問い合わせ窓口)

 ○外務省領事サービスセンター

  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)

 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3678

 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5139

 ○海外安全ホームページ

  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)

  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.htmlスマートフォン版)

  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館等連絡先)

○在アメリカ合衆国大使館

住所:2520 Massachusetts Avenue N.W., Washington D.C., 20008-2869, U.S.A.

電話:(市外局番202)-238-6700

国外からは(国番号1)-202-238-6700

FAX:(市外局番202)-328-2187

国外からは(国番号1)-202-328-2187

ホームページ:http://www.us.emb-japan.go.jp/j/

○在サンフランシスコ総領事館

住所:275 Battery Street Suite2100, San Francisco, California 94111, U.S.A

電話:(市外局番415)-780-6000

国外からは(国番号1)-415-780-6000

FAX:(市外局番415)-767-4200

国外からは(国番号1)-415-767-4200

ホームページ:http://www.sf.us.emb-japan.go.jp/top.htm

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