オーストリアにおける覆面禁止法の施行について

オーストリア政府は,10月1日(日)から覆面禁止法が施行される旨を発表した。

○同法施行後は公共の場で顔を認識できない程度に覆うことが禁止され,警察官の指示に従わずその場で覆面を取らない者は最寄りの警察署まで連行され,150ユーロ以下の罰金が科されることがある。

○日本で一般に販売されている風邪用や花粉症用マスクも取締り対象となる可能性がある。

在留邦人の皆様及びたびレジ登録者の皆様へ

1 オーストリア政府は本年6月に成立した「公共の場での顔を覆うベールの着用を禁止する」法律(覆面禁止法)が10月1日(日)から施行される旨を発表しました。同日以降,公共の場で顔を認識できない程度に覆うことが禁止され,警察官の指示に従わずその場で覆面を取らない者は最寄りの警察署まで連行され,行政罰として150ユーロ以下の罰金が科せられることがあります。

内務省作成パンフレット(英語による説明あり))

http://www.bmi.gv.at/bmi_documents/2090.pdf

2 同法では,健康上の理由など,いくつかの適用除外規定が設けられておりますが,現場における実際の運用については明確になっていないことから,日本で一般に販売されている風邪用や花粉症用のマスクも取締り対象となる可能性があります。

3 つきましては,無用のトラブルを避けるためにも,10月1日(日)以降にオーストリアへ入国・滞在する際には顔が隠れる上記マスク等を外すようお勧めします。

(問い合わせ先)

○在オーストリア日本国大使館

住所:Hessgasse 6, 1010 Vienna, Austria

電話: (市外局番01)531920

国外からは(国番号43)1−531920

Fax: (市外局番01)5320590

国外からは(国番号43)1−5320590

ホームページ:http://www.at.emb-japan.go.jp