サッカーW杯予選「日本対サウジアラビア戦」を観戦される皆様へ

9月5日、ジッダにおいてサッカーW杯アジア最終予選「日本対サウジアラビア戦」が行われます。以下の安全確認事項に十分注意して観戦するようにしてください。

9月5日(火)にサウジアラビアのジッダにおいて、サッカーW杯アジア最終予選の日本代表対サウジアラビア代表戦が予定されています。

1.特にこの期間中、邦人の皆様方におかれましては、以下の諸点にくれぐれもご注意ください。

(1)サウジアラビアは、イスラム教の戒律が厳格に守られていますので、現地の風俗習慣を尊重することが必要です。

(2)飲酒は違法です。

(3)豚肉を持ち込むことは違法です。

(4)男女とも肌を露出して外出することは避けてください。

   男性は短パンの着用はしないでください。

   試合途中で、上半身裸になることはしないでください。

(5)公共の場所での抱擁、キスはしないでください。

(6)相手を侮辱するしぐさ等をしないでください。

   懲役刑を受ける可能性があります。

(7)婚姻証明書等で婚姻を証明立証できない男女によるホテルでの同宿を行った場合、状況によっては処罰の対象となる可能性があります。

(8)国旗、国章、国歌及び王族を批判・侮辱すること、インターネット等を用いてそうした発言をすることは処罰の対象となる可能性があります。

2.観戦される場合の安全対策

(1)試合当日は、サウジアラビア警備当局の指示に従ってください。

(2)試合会場(King Abudullah Sports City内のAl-Jawhara Stadium)への入場の際には、金属探知機による所持品検査が行われる可能性があります。

刃物、火器類(爆竹、花火、発煙筒)等の危険物を持ち込むことは厳禁です。

(3)観覧席には警備員が配置される予定ですが、ほかの観覧席から物が投げ入れられたりすることも考えられます。

  物を投げ返したりせずに冷静に対処してください。

(4)試合会場とジッダ市内及び空港への公共交通機関は、限定されておりますので、ご注意ください。

   また、無認可のタクシーや見知らぬ人の車には決して乗車せずに車の上にタクシーの表示があるものを利用してください。

(5)試合終了後に会場から交通機関を利用する間が、最もトラブルに巻き込まれる可能性があります。

   会場外においては、一人で行動しない、警備をしている現地警察官の目の届く範囲で行動するなど十分な注意が必要です。

(6)不穏な動き(不審者及び不審物)を察知したら、直ちに現場を離れてください。

(7)試合開始前に、イスラム教の聖典である「コーラン」の朗読及び日本国及びサウジアラビア王国の国歌演奏が行われる予定です。

   その際には、起立して静粛にしていただく必要があります。

(8)トイレは、サウジアラビア式トイレ(和式トイレに類似したもの)しか整備されていない可能性が高く、

その場合はトイレットペーパーは備え付けられていませんので、ご持参ください。

3.写真撮影

  当地においては、政府機関や公共施設の写真撮影は禁止されており、

また特に、宗教関係行事や女性の撮影は社会的に許容されていませんので、

写真撮影には十分にご注意ください。

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【問い合わせ先】

サウジアラビア日本国大使館領事部

 電話:011-488-1100 FAX:011-488-0189

 メール:consular-sec@rd.mofa.go.jp

 

在ジッダ日本国総領事館領事班

 電話:012-667-0676 FAX:012-667-0373

 メール:cgjapan@je.mofa.go.jp

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