8月10日の治安状況

●当地報道等によると、本10日、ナイロビ、北東部ガリッサ郡で選挙結果を巡る衝突が発生しました。

●野党NASAのオディンガ大統領候補は、本日夕刻、記者会見を行い、「独立選挙委員会による大統領選挙に関する途中結果を受け入れない。」との意向を表明しました。

●今後も、治安が急激に悪化するおそれがあります。不要不急の外出を控えることをお勧めします。

●現在の警戒区分は、「レベル1:十分注意」です。引き続き警戒をお願いします。

【現在の在留邦人の行動基準】

○レベル1:十分注意

○対応:各家庭・職場で、新聞、インターネット、テレビ、ラジオ等から情報収集を行い、情勢の把握に努めて下さい。

【警備対策官からのコメント】

 当地報道によると、本日は、8月8日以降のマスコミによる投票結果を受けて、ナイロビ(キベラスラム、カワンガレスラム、マザレスラム等)やガリッサ郡で、若者等による暴動、デモ、ロードブロック等が発生しました。未だに大統領選挙の結果が公式発表されておらず、いつ治安が悪化するのか分からない状況です。皆様におかれては、引き続き、警戒をお願いします。

○不要不急な外出を控えて下さい。

○万が一、暴動に巻き込まれた場合は、速やかに現場から離れて下さい。

○強盗等の犯罪被害に遭わないように、住居の戸締まりを確実に行うとともに、車で移動の際は窓を閉め確実にロックをお願いします。

○強盗や暴徒に遭遇した際は、逆らわないで下さい。物より命が大切です。

平成29年8月10日

ケニア日本国大使館

領事・警備班

電話:+254(0)20289−8000

ホームページ:http://www.ke.emb-japan.go.jp/