「レイク・パレード2017」の開催に伴う注意喚起

・7月8日(土)から翌日未明にかけて,ジュネーブ市内レマン湖沿岸において,ダンス音楽の祭典「レイク・パレード2017」及び「レイク・センセーション2017」が開催されます。今年はスイス内外から約20万人規模の人手が見込まれています(昨年は実施されませんでした。)。

・長時間の交通規制が実施されるとともに,イベントに伴う各種犯罪の発生が予想されるほか,テロの標的となる危険性もあります。イベントに参加される場合には,安全に十分注意が必要です。

1 開催日時・場所

(1)レイク・パレード

ア 日時 7月8日(土)午後3時〜午後6時

イ 場所 レマン湖沿岸(モン・ルポ公園〜モンブラン橋〜Baby Plage)

(2)レイク・センセーション

ア 日時 7月8日(土)午後6時〜翌日午前3時までの間

  イ 場所 ギュスターヴ・アドール通り(Baby PlageからPortNoirの間)

  ※大会ホームページ

  https://lakeparade.ch/infos/

2 行事の概要

(1)レイク・パレード(Lake Parade)

 ダンス音楽(テクノ・ミュージック等)を大音量で流す山車(トラック)20台近くがレマン湖沿い約5kmの距離を低速で進行し,音楽に合わせて山車上及び沿道の観衆で踊りながらパレードをするイベント。例年約20万人が参加。

(2)レイク・センセーション(Lake Sensation)

 レイク・パレード終着地点のレマン湖左岸湖岸道路(Quai Gustave-Ador通り)にステージ4箇所と山車が置かれ,湖岸沿いスペースや同道路に隣接する公園地帯において大音量の音楽を流して夜通し踊るイベント。

3 交通規制情報(通行止め開始時刻※寿府州警察発表)

10時 ギュスターヴ・アドール通り(Quai Gustave-Ador)

12時〜 レマン湖右岸地区

16時 モンブラン

※パレードが行われるフランス通り(Avenue de de France)も何らかの通行規制が予想されます。

※以上が現時点で公表されている交通規制情報となります。最新の情報につきましては、寿府州警察ホームページ等でご確認ください。

https://www.facebook.com/Police-Cantonale-de-Gene%CC%80ve-334628746730512/?fref=nf

4 発生が予想される犯罪

(1)窃盗犯

すり,置き引き,ひったくり事件等

(2)粗暴犯

飲酒や薬物使用に伴う暴行・傷害事件等

(3)薬物犯

大麻,コカイン等規制薬物の販売,使用等

5 注意点

(1)一般犯罪への注意

・イベントが開催されている時間帯は,交通渋滞のほか,上記犯罪の発生が予想されますので,犯罪に巻き込まれないよう十分に注意してください。

・住人が祭りに繰り出し無人になった住宅を対象とした空き巣事件が過去に発生しているので,在宅中であっても確実に戸締まりするとともに,不審者の来訪に警戒して下さい。

・2005年には,レイク・パレードの観客の飲み物の中にめまいや昏睡を引き起こす薬物が混入される事件が発生し,数十人の被害者が出ています。知らない人からもらった飲み物は絶対に飲まない,自分の飲み物から目を離さないなど,注意が必要です。

(2)テロへの警戒

 欧州ではラマダン期間少し前の5月末から,英国,フランス,ベルギーで,群衆等を標的としたテロ事件が続発しており,これから夏にかけては,各都市で行われる音楽祭等の各種イベント等,野外に不特定多数の人が集まる場所を狙ったテロ事件の更なる発生が懸念されます。

イベント等に参加される際は,周辺の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる,できるだけ滞在時間を短くする等し,自らやご家族の安全確保に努めてください。

【襲撃・テロに遭遇した場合の行動原則〜Lie,Run,Hide】

Lie〜伏せる

 ・銃声や爆発音を聞いたらその場で伏せる。

 ・周囲の状況を確認し,「逃げる」のか「隠れる」のかを判断する。

Run〜逃げる,

 ・銃撃音等から離れるよう,速やかに,低い姿勢を保ちつつ避難する。

  ・屋内であれば,出入口に殺到した人々による将棋倒しなどの二次的な被害に遭わないよう注意する。

Hide〜隠れる

     ・犯人から見えない場所,頑丈なものの陰に隠れる。

     ・屋内であれば,ドアをロックするか,バリケードをつくり侵入を防ぐ。

     ・携帯電話などは音が鳴らないようにする。

(参考)「ゴルゴ13海外安全対策マニュアル」第12話「伏せる,逃げる,隠れる」

    http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/pdf/episode12.pdf

このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス、メールマガジンに登録されたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

(問い合わせ窓口)

○在ジュネーブ領事事務所

電 話:+41-(0)22-716-9900

FAX:+41-(0)22-716-9901

メール:consulate@br.mofa.go.jp

住 所:82, rue de Lausanne, 1202 GENEVE, SUISSE

ホームページ: http://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/index_j.htm