【緊急】在モロッコ大使館からの注意喚起(テロ細胞の解体)

 22日,内務省は,中央司法捜査局(BCIJ)がISIL支持者4名からなるテロ細胞を解体したと発表しました。

モロッコにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

在モロッコ日本国大使館

1 22日に解体されたテロ細胞

(1)22日,BCIJはエッサウィラ市内においてISILに所属する過激主義活動家4名からなるテロ細胞を解体しました。

(2)内務省の声明によれば,このオペレーションで武器や電子機器だけでなく,これらの者がISILの首長に忠誠を誓った文書及び,モロッコにおける聖戦を「イスラム国のマグレブ・アル=アクサ州」の名称の下で行うことを表明した手書きの文書が押収されました。

(3)また,本捜査では,ISIL指導者アブ・バクル・アル=バグダーディーに忠誠を誓い,エッサウィラにおいて重要施設や観光地に対して大規模なテロ攻撃を行うことを企図していたことが明らかになりました。

(4)また,このテロ細胞の構成員はテロ組織の参加を呼びかけ,このテロ活動をモロッコの他の都市に広げることを計画していました。

2 ついては,モロッコに渡航・滞在を予定される方は,上記の内容に十分留意し,モロッコ各地のいかなる場所においてもテロの脅威や不測の事態に巻き込まれる可能性があることを念頭に置き,最新の関連情報の入手に努めるなど細心の注意を払うようにしてください。特に,テロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,モスクや教会等の宗教関連施設,公共交通機関,観光施設,ショッピングセンターや市場など不特定多数が集まる場所)は可能な限り避け,訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。

3 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

 また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。

(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#  参照)

4 テロに関しては以下もご参照下さい。

(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」

(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」

(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載)

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在モロッコ日本国大使館

領事部

Service Consulaire

L'Ambassade du Japon au Maroc

39,Avenue Ahmed Balafrej, Souissi, 10170 Rabat, Maroc

TEL:+212-(0)537-63-1785

FAX:+212-(0)537-63-9560

E-mail: consulaire@rb.mofa.go.jp

在モロッコ日本国大使館ホームページ:http://www.ma.emb-japan.go.jp/index_j.htm

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