安全対策情報（豪雨被害にかかる注意喚起）

季節風（モンスーン）が発達しています。土砂崩れや豪雨に十分注意してください。

スリランカにお住まいの皆様並びに旅行者の皆様へ

２０１７年５月２６日

１　スリランカ気象庁や災害管理センターの発表によれば，季節風（モンスーン）が発達しており，西部州，サバラガムワ州，南部州，中央州，北西部州を中心に，ところにより１時間に１５０ミリを超える豪雨や雷雨が発生するおそれがあります。また，スリランカ全土で雨を伴う強風が予想されています。

　さらに，コロンボ南部のカル川や同北部のケラニ川，南部州ゴール北部のニルワラ川が増水しており，洪水の危険があります。

２　こうした中，本２６日，西部州カルタラ県での土砂崩れにより８人が死亡したほか，コロンボ郊外のマーコラでは突風により壁が倒壊し２人が死亡するなどの被害が発生し，これまでに２６人の死亡が確認されています。

３　つきましては，スリランカにお住まいの皆様並びに旅行者の皆様におかれましては，下記の諸点に留意し，十分な安全対策を講じてください。

（１）報道機関及びスリランカ政府関係機関から，最新の情報を収集する。

（２）停電に備え，懐中電灯，ライター，ろうそく，携帯ラジオ，予備電池等を準備する。

（３）突風で飛ばされそうなものは固定するか室内に移動する。

（４）あらかじめ避難場所や避難経路を確認しておく。

（５）家族等との間で緊急連絡方法や避難場所の確認をしておく。

（６）スリランカ政府当局より避難指示があった場合は，当局の指示に従う。

４　なお，万一災害に巻き込まれた場合は，まずはスリランカ政府機関の指示に従って安全確保に努めるとともに，当大使館及び日本の緊急連絡先（留守家族等）へ連絡してください。また，何らかの邦人被害情報に接した場合は，当大使館までご連絡ください。

（参考）

○スリランカ災害管理センター

○在スリランカ日本国大使館

電話：０１１−２６９３８３１

以上