在カザフスタン大使館からの注意喚起(ラマダン等)

カザフスタン大使館からの注意喚起(ラマダン月及びイード

【ポイント】

5月27日(土)頃から6月27日(火)頃は,イスラム教のラマダン月及

ラマダン明けの祭り(イード)に当たります。

近年,ラマダン期間中に多数のテロが発生しています。

最新情報の入手に努め,テロの標的となりやすい場所を訪れる際に

は,安全確保に十分注意を払ってください。

1 5月27日(土)頃から6月24日(土)頃は,イスラム教徒が日の出

 から日没まで断食を行うラマダン月に当たります。ラマダン終了後に

 は約3日間(6月25日(日)頃から6月27日(火)頃),イードと呼ば

 れるラマダン明けの祭りが行われます。

2 イスラム過激派組織ISILは,2015年及び2016年にラマダン月の

 間にテロを呼びかける声明を発出しています。同声明との関係は明

 らかではありませんが,過去2年,ラマダン月に多数のテロ事件が発

 生しています。

  特に昨年は,邦人を含む多数の犠牲者が出たバングラデシュでの

 ダッカ襲撃テロ事件や,トルコのイスタンブールでアタテュルク国際空

 港の襲撃などのテロ事件が発生しています。

  また,最近は,爆弾や銃撃に加えて,車両やナイフを使用したテ

 ロや放火など簡単に一般人を多数殺傷できるテロが呼びかけられて

 います。

3 本年,現時点で同様の声明は確認されていません。しかし,近

 年,ラマダン月に多くのテロが発生していることから,以下の対策を

 お願いします。

(1)最新の関連情報の入手に努める。

(2)テロの標的となりやすい場所(※)を訪れる際には,周囲の状況

 に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を

 離れる,できるだけ滞在時間を短くする等,安全確保に十分注意

 を払う。

 (※)観光施設,観光地周辺の道路,記念日・祝祭日等のイベ

 ント会場,ナイトクラブや映画館等の娯楽施設,レストラン,ホテル

 ,ショッピングモール,スーパーマーケット等人が多く集まる施設,教

 会・モスク等宗教関係施設,公共交通機関,政府関連施設(特

 に軍,警察,治安関係施設)等。

(3)金曜日に注意して下さい。金曜日はイスラム教徒が集団礼拝

 を行う日であり,その際,モスク等宗教施設や群衆を狙ったテロや

 襲撃が行われることがあります。

4 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や

 渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

  さらに,渡航・滞在先の国・地域において緊急事態が発生した

 場合,メールアドレス等を登録されている場合には,外務省から随

 時一斉メール等により最新の情勢と注意事項をお伝えしています。

  3か月以上滞在する方は,必ず在留届を提出してください。

  (http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

  3か月未満の旅行や出張等の際は,「たびレジ」に登録してください。

  (https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#

5 海外滞在中の安全対策については,「ゴルゴ13の中堅・中小企

 業向け海外安全対策マニュアル」も参照してください。

  (http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html

(問い合わせ窓口)

○外務省領事サービスセンター

 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)

○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)

 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047

○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)

 電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140

○外務省 海外安全ホームページ

 http://www.anzen.mofa.go.jp/

 http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

○在カザフスタン日本国大使館

 住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district "Chubary",

     Astana, 010000, Republic of Kazakhstan

 電話:+7 (7172) 977-843

 FAX :+7 (7172) 977-842