在デトロイト総領事館からのお知らせ(注意喚起)

【ポイント】

●5月27日(土)頃から6月27日(火)頃は,イスラム教のラマダン月及びラマダン明けの祭り(イード)に当たります。

●近年,ラマダン期間中に多数のテロが発生しています。最新情報の入手に努め,テロの標的となりやすい場所を訪れる際には,安全確保に十分注意を払ってください。情報収集には「たびレジ」を活用してください。

詳しくは当館ホームページにてご確認ください。

 http://www.detroit.us.emb-japan.go.jp/index_j.htm

【本 文】

ミシガン州及びオハイオ州にお住まいの皆様、旅行者の皆様へ

デトロイト日本国総領事館

1 5月27日(土)頃から6月24日(土)頃は,イスラム教徒が日の出から日没まで断食を行うラマダン月に当たります。ラマダン終了後には約3日間(6月25日(日)頃から6月27日(火)頃),イードと呼ばれるラマダン明けの祭りが行われます。

 

2 イスラム過激派組織ISILは,2015年及び2016年にラマダン月の間にテロを呼びかける声明を発出しており、同声明との関係は明らかではありませんが,過去2年,ラマダン月に多数のテロ事件が発生しています。

3 現時点では本年の同様の声明は確認されていません。また、ミシガン州及びオハイオ州内での具体的なテロの脅威もありませんが,当地治安機関も「完全にテロ計画を把握し阻止することは困難」との見解を示していますので,ラマダン月に多くのテロが発生していることを意識し,以下の対策をお願いします。

(1)最新の関連情報の入手に努める。

(2)テロの標的となりやすい場所(※)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる,できるだけ滞在時間を短くする等,安全確保に十分注意を払う。

  (※)観光施設,祝祭日等のイベント会場,ナイトクラブ等の娯楽施設,ホテル,ショッピングモールなど人が多く集まる施設,空港など公共交通機関等

(3)特に金曜日に注意して下さい。金曜日はイスラム教徒が集団礼拝を行う日であり,その際,モスク等宗教施設や群衆を狙ったテロや襲撃が行われることがあります。本年のラマダン月については,6月2日,9日,16日及び23日が金曜日に当たります。

4 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

さらに,渡航・滞在先の国・地域において緊急事態が発生した場合,メールアドレス等を登録されている場合には,外務省から随時一斉メール等により最新の情勢と注意事項をお伝えしています。

3か月以上滞在する方は,必ず在留届を提出してください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

3か月未満の旅行や出張などの際には,「たびレジ」に登録してください。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#

5 海外滞在中の安全対策については,「ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」も参照してください。

http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html

(問い合わせ窓口)

○在デトロイト日本国総領事館

住所:400 Renaissance Center, Ste. 1600,Detroit, MI 48243-1604

電話:代表(313) 567-0120(内線)208

○外務省領事サービスセンター

住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)

○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)

電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047

○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)

電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140

○外務省 海外安全ホームページ

http://www.anzen.mofa.go.jp/

http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)