在ニカラグア大使館からの注意喚起

感染症危険情報(マラリアに対する注意喚起)

 ニカラグア保健省は,17日,2017年のマラリア感染例が昨年と比べ46.9%増加したと発表しました。本格的な雨期の到来を前に,今一度,感染症に対する心構えを見直し,蚊に刺されないための対策を徹底して頂きますようお願い致します。

ニカラグアにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

ニカラグア日本国大使館

 報道によりますと,ニカラグア保健省は,17日,2017年におけるマラリア感染例は2,176例が報告され,昨年同時期に比べ,46.9%増加したと発表しました。2016年12月,世界保健機構(WHO)は,「ニカラグアマラリア情勢は,2020年までにマラリアを根絶するという目標に逆行している。」と懸念していることからも,今後の動向が注目されます。

 この他,ニカラグア感染症代表例である,ジカ熱,デング熱チクングニア熱は,いずれも蚊を媒介として人に感染する感染症です。本格的な雨期の到来を前に,殺虫剤,昆虫忌避剤,蚊帳等をご用意頂き,蚊に刺されないための対策を徹底して頂きますようよろしくお願い致します。

【蚊に刺されないための対策】

●外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用により,肌の露出を少なくし,肌の露出した部分や衣服に昆虫忌避剤(虫除けスプレーなど)を2〜3時間おきに塗布する。昆虫忌避剤は,ディート(DEET)やピカリジン(Picardin)などの有効成分のうちの1つを含むものを,適切な用法・用量で使用する。

●室内においても,電気蚊取り器,蚊取り線香,殺虫剤,蚊帳(かや)などを効果的に使用する。

●規則正しい生活と十分な睡眠,栄養をとることで抵抗力をつける。

●軽度の発熱や頭痛,関節痛や結膜炎,発疹などが現れた場合には,ジカウイルスなどの感染症を疑って,直ちに専門医師の診断を受ける。

●蚊の繁殖を防ぐために,タイヤ,バケツ,おもちゃ,ペットの餌皿などを屋外に放置しない,植木の水受けなどには砂を入れるなどの対策をとる。

マラリアに関する情報】

https://www.forth.go.jp/useful/malaria.html

ニカラグア日本国大使館 領事班

Embajada del Japon en Nicaragua, Encargado consular

TEL:(505)2266-8668〜8671 FAX:(505)2266-8566

緊急時(505)8853-3130

MAIL:consuladojp@mg.mofa.jp HP(日本語・Espanol): http://www.ni.emb-japan.go.jp/index_j.html

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