済州総領事館からの注意喚起(マダニに注意)

済州道において、今年初めて重症熱性血小板減少症候群SFTS)による死亡者が発生しました。野外活動時には肌の露出を避けるなど、十分な対策をお願いします。

1 重症熱性血小板減少症候群SFTS)は多くの場合、ウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染します。主な症状は発熱と消化器症状で、重症化し、死亡することもあります(死亡率は6〜30%とも言われています)。

2 野外活動の際には、以下の点に注意してください。

・長袖・長ズボン(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴に入れる)、足を覆う靴(サンダル等は避ける)、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻くなど、肌の露出を少なくする。服は、明るい色のもの(マダニを目視で確認しやすい)がお薦め。

・マダニ用の虫除け剤を使用する。

・草等の上に直接座ったり、脱いだ服を置かない。

・野外活動後は、服をよくはたき、必ず洗濯する。

・野外活動後は、入浴し、マダニに指されていないか確認する。

・マダニに指された場合は、すぐに取ろうとせず、医療機関を受診する。

・2週以内に高熱や寒気、吐き気、下痢等の症状があれば、医療機関を受診する。

 3 以下のホームページ等も参照し、対策に努めてください。

厚生労働省 重症熱性血小板減少症候群SFTS)に関するQ&A(日本語)

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html

○ 保健福祉部 疾病管理本部報道資料(韓国語)

http://www.mohw.go.kr/front_new/al/sal0301vw.jsp?PAR_MENU_ID=04&MENU_ID=0403&CONT_SEQ=339576&page=1