在ペルー大使館からの注意喚起(各地での大雨被害)

・ペルー各地での大雨被害の発生を受け,日本外務省は以下のスポット情報を発出しました。なお,日本政府はこの水害に対し,緊急援助物資(テント,毛布,スリーピングパッド等)を供与することを決定しました。

(Informacion sobre la seguridad ciudadana. Disculpe que no se envie en espanol.Si tiene alguna consulta, comunicarse con la Embajada del Japon.)

ペルーにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

在ペルー日本国大使館

【ポイント】

●ペルーでは太平洋側を中心に各地で大雨による被害が発生しています。今後も各地で大雨が予想されますので,最新の気象情報の入手に努める等,十分な注意が必要です。

【本文】

1 ペルーでは,大雨による影響で,太平洋側(トゥンベス,ピウラ,ランバイェケ,ラ・リベルタ,アンカシュ,リマ,アレキパ,ワンカベリカ,イカ州の一部地域等)を中心に,各地で河川の氾濫や土石流,土砂崩れなどが起こり,道路の冠水や橋梁の損壊,家屋の浸水・倒壊が発生し,一部の地域では道路が通行止めになるなどの被害が発生しています。

現在のところ,リマ市中心部,南部のマチュピチュ,クスコ等の地域では大雨による大きな被害は出ていませんが,リマ市中心部を含め各地で数日間に亘り断水が発生する等の影響が出ています。

国家緊急センターの発表によれば,3月22日時点で,これまでの大雨の影響で死者84名,負傷者269名,行方不明者20名となり,物的被害は10万件に上っているとのことです。

この大雨は,4月中旬まで続くとの報道もあり,地域によっては更に甚大な被害が発生するおそれがあります。

2 つきましては,現地当局が発表する警報や最新の気象情報,道路情報の収集に努め,当面の間,滞在地域で大雨等による被害が予想される場合には外出を控える,当該地域に渡航する場合は必要に応じて日程・移動経路・移動手段・訪問地を変更する等,災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。

また,氾濫しそうな河川には近づかず,必要な場合には早めに安全な場所に避難する等の安全対策について,あらかじめ確認しておいてください。

(参考サイト)

○ペルー政府災害対策特設ページ http://unasolafuerza.pe/

○ペルー国家水路・気象庁 http://www.senamhi.gob.pe/

○ペルー国家防災庁 http://www.indeci.gob.pe/

3 万が一災害に巻き込まれた場合は,当局の指示に従って身の安全確保に努めるとともに,御自身の安否等の状況について日本の家族及び在ペルー日本国大使館に連絡してください。

4 なお,ペルーについては,別途危険情報(http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_261.html#ad-image-0 )が発出されていますので,同情報も御確認ください。

5 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

3か月以上滞在する方は,現地日本国大使館や総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet

3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時に現地日本国大使館や総領事館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

在ペルー日本国大使館 領事部

Avenida San Felipe 356, Jesus Maria, Lima 11

電話:(+51-1)219-9551

Fax :(+51-1)219-9544

consjapon@li.mofa.go.jp

http://www.pe.emb-japan.go.jp/inicio_jp.html