在ボリビア日本国大使館からの注意喚起(偽警官被害)

2月25日、偽警官による邦人旅行者の盗難被害が発生しましたので、ご注意願います。

ボリビアにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

ボリビア日本国大使館

1 被害状況

 2月25日、邦人男性旅行者がラパス市内のサンフランシスコ教会内を観光していたところ、30−40代位のスペイン語及び英語を話す女性から写真を撮ってくれと話かけられた。その女性と話していたところ、30−40代位の警官と名乗る男性に「偽札及び麻薬所持に関する検査をする」と告げられ、男性が無線のようなもので車輌を呼ぶ仕草をし、その後教会前の大通りに到着した車輌に女性と共に乗車させられた。車内で旅券の提示を求められ、女性が素直に従ったため邦人旅行者もそれに従った。その後、偽札及びキャッシュカードの偽物のようなものを見せられ、所持していた現金、キャッシュカード、携帯電話を検査の名目で取り上げられた。確認後、邦人旅行者がそれらを返すように伝えたところ、旅券のみを返却し、邦人旅行者が所持していたバックパック、肩掛けバッグを車外に放り出し、一人だけ降車させられた。なお、女性所持していた旅券はペルーのものと思われる。

2 注意事項

(1)ボリビアでは最近偽警官による盗難被害が多発しています。女、偽警官及び運転手はグルであることが想定されます。手口をよく理解し騙されないよう注意してください。

(2)本物の警官が路上や車内で一般の旅行者の所持品検査を行うことはありません。また、警官が提示する警察官証明書は偽物の可能性もあります。私服警官から所持品検査を求められた場合には、近くにある警察署に赴く、110番通報で同警官の身元を確認する、観光警察又は日本大使館へ連絡する等の対応を取ってください。

○在ボリビア日本国大使館

住所:Calle Rosendo Gutierrez No.497, esq. Sanchez Lima, La Paz, Bolivia

電話:(市外局番2) 241-9110〜3

   国外からは(国番号591)-2-241-9110〜3

FAX : (市外局番2) 241-1919

   国外からは(国番号591)-2-241-1919

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<海外安全虎の巻>

 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/tora_2016.pdf

<海外赴任者のための安全対策小読本>

 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/overseas2013.pdf

<海外における脅迫・誘拐対策Q&A>

 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/kyohaku2013.pdf

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