在モロッコ大使館からの注意喚起(邦人犯罪被害)

マラケシュで家宅侵入の被害が発生しましたので,自宅や宿舎への入室後には必ず施錠を行うよう心掛けてください。

モロッコにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

発生日時:2月17日(金)午後3時頃

発生場所:マラケシュ市内のマンションの自宅

被害手口:家宅侵入

被害者:40代女性(長期滞在者)

概要:

 2月17日(金)午後3時頃,自宅の鍵を閉めずに30分ほど居間でくつろいでいたところ,玄関の扉が開いており,玄関近くにいつも置いていたバッグがなくなっていることに気付いた。その後,そのバッグは同じマンション内の上の階の電気と水道のメーターボックス内で見つかったが,その中に入れていた携帯電話と現金がなくなっていた。居間でコンという小さな物音を聞いたものの気にせずにいたが,このときに盗まれたものと考えられる。

 このマンションの入口に旅行代理店のビデオカメラが設置されており,関係者にその画像を調査してもらったものの,特に怪しい人物は写っていなかったとの報告を受けた。また,警察に被害届を提出したのが事件当日ではなかったため,警察による捜査は行われなかったが,警察から,被害の直後であれば捜査が可能であったかもしれないとの報告を受けた。

大使館からのコメント:

 過去にも空き巣の被害や訪問詐欺を目論む家宅侵入被害の事例もあり,手口が巧妙化しています。ホテルや自宅に関わらず,不審者の侵入を防ぐため,外出時の施錠はもちろん,在宅時であっても確実に施錠を行うよう心掛けてください。